安倍晋三の正体 祥伝社新書

適菜収

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396116828
ISBN 10 : 4396116829
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

二〇二二年七月八日、安倍晋三元首相が銃撃され、駆けつけた昭恵夫人に見守られる中で息を引き取った。生前の安倍氏は、「日本を、取り戻す。」「アベノミクス」「地球儀を俯瞰する外交」「改憲」などを掲げて支持を集め、安倍政権は憲政史上最長(三一八八日)の長期政権となった。一方で、モリカケサクラ問題をはじめとする、様々な疑惑が曖昧なまま決定された国葬の是非をめぐる議論に、彼が遺した分断の深さが見てとれる。本書では、大衆社会の病理を観察し続ける著者が、検証可能な事実を基に安倍晋三という政治家、ひいては人間の本質を明らかにする。そこから見えてくるのは、安倍氏を支持し続けた私たちの社会の病だった―。

目次 : はじめに 「危機状況」を直視せよ/ 第1章 安倍晋三とは何だったのか?/ 第2章 「外交の安倍」の実体/ 第3章 デタラメな経済政策/ 第4章 幼稚な政治観/ 第5章 嘘・デマの数々/ 第6章 バカ発言/ 第7章 安倍晋三関連事件/ 第8章 カルト、統一教会、反社、維新/ 第9章 歴史修正主義/ 第10章 憲法破壊

【著者紹介】
適菜収 : 1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語訳した『キリスト教は邪教です!』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにしたB層の研究』(以上、講談社)、『日本人は豚になる 三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(ともにベストセラーズ)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 読特 さん

    最長の宰相を評する辛辣な言葉の数々。改めてあの時代を振り返る…TPP反対。消費増税阻止。就任前に期待したことは惨めなほどに裏切られる。10%増税が延期されたのはこの人のお陰という"神話”も今となっては怪しいもの。愛国と見せかける一方で米中ロに国を貢ぐ。その場凌ぎの空疎な言葉。語彙も少なく漢字も読めない。つなぎあわせれば矛盾だらけ。嘘と欺瞞の2822日。GDPシェアが下がり続けた7年8カ月。法治から人治へ。自分とお仲間だけのためにある統治を支え続けたのは安定した支持率。騙された”あなた”にこそ責任がある。

  • 阿部義彦 さん

    祥伝社新書、出たばかりです。適菜収さん、ブレません。SNSで安倍の失敗を批判すると「安倍さんは亡くなっているんだ。反論できない人を批判するのは卑怯だ」という人がいた。こうした特殊な思考回路の人が安倍を支持してきたのである。同じ事をドイツ人に言えば「バカは黙ってろ」と言い返されて終わり。私の時代からしても、最悪最低の総理大臣だと思います。村上春樹に習えば育ちで完全にスポイルされています。真面目に努力する事を放棄して嘘のつき放題。物を知らない、食事、例会等の作法も最低。子供のままのおぼっちゃまくん。吐気

  • Mc6ρ助 さん

    立て続けに似たような本を読んでしまってゲップ気味、なのだけど、自公も維新もオトモダチ政治だとガッテン、ガッテン。小泉政権辺りから導入された新自由主義はアベ政権で本格的に法治から人治政治に堕っしたにしても、シンゾウ君のなんと破壊的なことよ。「妖怪の孫」ではなく彼自身に「妖怪」の称号を与えたい・・。その一方でその幼稚さ(著者はバカと掃き捨てる)は周りの2世3世自民議員たちも五十歩百歩ナノではないかと慄然となる(どうしたらカレラが生き残れるのか自民党)。

  • まゆまゆ さん

    総理だった際の発言を中心に、いかに幼稚でご都合主義の固まりだったかを淡々と語る内容。報じられた問題は今もほぼ解決していない。息を吐くように嘘をつくせいで誰も突っ込めず、後から批判するしかできないが、もう遅いのだろうか。何でもジューシー発言をはじめ、ただ呆れて笑うだけだった(笑)

  • ドラマチックガス さん

    適菜収さんの本はとっても過激で、口が悪くて、下品。そこを批判する向きもあるけれど、じゃあこの本の内容を上品な言葉でいったら話題になれるのか。その意味では、そして何より適菜さんが本気で怒っているという態度を伝えるためには、このやり方で良いのだと思う。内容自体はこれまでの本とかなり重なる。ただ、コンパクトに纏めてくれるのはよい。安倍さんはもちろん、自民、ウヨ論壇、マスコミ、野党だけでなく、国民までをも愚かと一蹴する徹底っぷりが、ある意味真骨頂。

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適菜収

作家。1975年山梨県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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