日本書紀の誕生 編纂と受容の歴史

遠藤慶太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840622257
ISBN 10 : 4840622256
フォーマット
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
522p;22

内容詳細

日本最初の「正史」はどのように編纂され、読み継がれたのか。最新の研究成果をふまえ、多彩な分野の研究者21名が日本書紀を読む前に知らなくてはならない事項を書き下ろし。

目次 : 1部 総論―日本書紀研究とは何か(日本書紀研究の現在/ 日本書紀の写本)/ 2部 日本書紀の前史(天皇記とその前後/ 古事記と帝紀 ほか)/ 3部 日本書紀の成立(記紀神話・伝承における素材・文学性・政治性/ 日本書紀の暦日について―雄略紀を中心に ほか)/ 4部 日本書紀の受容と展開(日本紀講書と受容―八世紀における日本書紀の普及について/ 日本書紀古訓論 ほか)/ 付録(日本書紀訓点本諸本一覧/ 日本書紀関係記事史料集 ほか)

【著者紹介】
遠藤慶太 : 皇學館大学文学部教授。日本古代史

河内春人 : 関東学院大学経済学部准教授。日本古代史、国際交流史

関根淳 : 富士見丘中学高等学校教諭。日本古代史

細井浩志 : 活水女子大学国際文化学部教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 赤白黒 さん

    『日本書紀』前史から編纂、受容史まで、近年の研究成果をまとめた論文集。2018年刊。印象的だったのは以下のとおり。倭国、百済における暦の受容と、本文記事への暦日の付与方法から編纂過程を追った細井論文。本文と木簡における用字の相違から、文飾の過程とその背後に潜む論理を追った市論文。採録された神話が異説を多く含むことの意義について述べた久禮論文。(ある意味荒唐無稽な)物語としての「中世日本紀」の展開について述べた原論文。ほか、多彩な研究者がそれぞれの専門分野について論考を寄せており、どれも楽しく読んだ。

  • arere さん

    日本書紀の潤色の論理を木簡から示した市論文、暦記載から読み解く細井論考など必読。豊富な付録と口絵も。

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人物・団体紹介

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遠藤慶太

1974年兵庫県生まれ。2004年大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。皇學館大学史料編纂所助手を経て、皇學館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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