地域考古学の原点・月の輪古墳 シリーズ「遺跡を学ぶ」

近藤義郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787708328
ISBN 10 : 4787708325
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,93p

内容詳細

1953年、岡山県飯岡村で地元住民と児童生徒、研究者が協力して山頂に築かれた大形円墳を発掘。戦前の神の国の歴史ではない、本当の地域の歴史を明らかにしようとした月の輪の心を、貴重な写真を交えて語る。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)

【著者紹介】
近藤義郎 : 1925年、栃木県足利市生。1949年、京都大学文学部史学科考古学専攻卒業。1950年、岡山大学医学部助手を振り出しに、教育学部・文学部などでの講義と各地での発掘に40年間を送り、1990年、退職。岡山市南東郊外、芥子山麓に寓居し、老熟の仲間と遺跡・古墳を歩き、小文を書いて過ごす。かつて岡山大学教授・岡山の自然を守る会会長・考古学研究会代表・前方後円墳研究会代表を務めた

中村常定 : 1947年、岡山青年師範学校卒業。新中学校の発足と同時に中学校教師となる。双和中(現柵原中)、福本中(現英田中)、城南中(現吉井中)と、主として月の輪地域に勤務。人権・歴史教育に携わる。1985年退職。翌年、岡山県性教育協議会を設立。教育関係・保護者・補導・医療関係の会員とともに地域教育の研究ボランティア活動をつづけ、1999年同会会長を退く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mentyu さん

    ほぼ発掘当時に書かれた『月の輪古墳』を読了してから読むと、二老人の美化された回想録になっているという印象はぬぐえない。とは言え、最後に書かれた月の輪古墳の現代的意義についての記述は興味深いものがあった。

  • tnk さん

    1953年に地域の歴史を知ろうと村民総出で古墳を発掘した、考古学史や教育史上著名な運動を当事者が回顧する。組合活動が盛んな村で起こり、綴方によって全国に発信され、調査から年月がたっても合唱団(うたごえ運動)で継承されるように、戦後民主主義と多面的に結びつく。

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人物・団体紹介

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近藤義郎

1925年足利市に生まれ、栃木商業学校と東京外国語学校で過ごし、東京空襲に遇い、また兵役に服した後、はからずも京都大学で考古学を専攻した。もともとは動物の生態を勉強するつもりで、その思いは岡山にやって来る頃まで続いたが、岡山で一変した。始めは古墳群と弥生集落、ついで古墳一般、併せて大昔の製塩、一転し

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