前方後円墳に学ぶ

近藤義郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634604902
ISBN 10 : 4634604906
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
22cm,342p

内容詳細

前方後円墳とは何か…。五十年以上にわたって発掘調査を続けてきた筆者が、前方後円(方)墳の誕生、特質、変化・衰亡の諸問題を縦横に語る。

目次 : 第1部 前方後円墳の誕生(前方後円墳の形成/ 特殊器台と最古型式前方後円墳/ 前方部‐撥形前方部‐の誕生/ 最古型式前方後円墳をめぐる諸問題)/ 第2部 地域と前方後円墳(吉備勢力「東進」説について/ 毛野と吉備(須恵器は供献か放置か/ 横穴式石室をもつ前方後円墳と群小古墳)/ 古式前方後円墳と信濃森将軍塚古墳/ 前方後円墳時代と安芸三ツ城古墳/ 日上天王山古墳と美作東部諸首長の動向/ 韓国の前方後円形古墳)/ 第3部 前方後円墳とは何か

【著者紹介】
近藤義郎 : 1925年某月某日足利の機屋の次男に生まれ、商業学校で4年と9カ月をぼんやりと過ごして後、ウルドウ語と英語を中途半端に習い、兵役に服し、敗戦でやれやれと、大学に入りこみ、当時としては人も驚く考古学を専攻した。数少ない友人に恵まれ、卒業後は院生と賀茂川縁の女学校教師の二足の草鞋を1年余り、丁度50年前、岡山の地に職をえた。まず医学部解剖学教室で首切り騒動に慌てふためき、次いで法文学部や文学部で学生や元学生や同僚やらの諸君に悩まされ、かくてもっぱら山野に潜み発掘に精を出し、あるいは遠く国外に避難し、また考古の会に力を尽くした。およそ10年ほど前、細腕に女房と倅をぶら下げたまま、晴れて隠居の身となった。あらためて前方後円墳の復習やら勉強やらを始めたり、数人の彼女や彼と古墳を訪ねたり、時折話をしたりするが、しだいに疲れが溜まり、はや事は終わったか、いやもう少しかと迷い悩んでいる最中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Misato2009 さん

    前方後円墳の研究者、近藤義郎氏による各種講演会を元にした、前方後円墳とその出土品である埴輪についての、一般向け考古学啓蒙書。 講演会の録音の文字化なので、内容は濃厚ながら文体は語り口調で平明で、素人にも大変読みやすい。 図版も詳細かつ多様で、前方後円墳と埴輪の誕生と発展についての理解を深めるのにも役立つ。

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人物・団体紹介

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近藤義郎

1925年足利市に生まれ、栃木商業学校と東京外国語学校で過ごし、東京空襲に遇い、また兵役に服した後、はからずも京都大学で考古学を専攻した。もともとは動物の生態を勉強するつもりで、その思いは岡山にやって来る頃まで続いたが、岡山で一変した。始めは古墳群と弥生集落、ついで古墳一般、併せて大昔の製塩、一転し

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