マリア・テレジア コミック版世界の伝記

迎夏生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591161159
ISBN 10 : 4591161153
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
126p;23

内容詳細

マリア・テレジアは、ヨーロッパの名門ハプスブルク家の長女として生まれました。父の死後、オーストリアの君主を継ぐと、領地をねらう周囲の国ぐにと戦争になります。マリア・テレジアは国を守り近代化につとめた偉大な女帝として、また、マリー・アントワネットをはじめとする子どもたちの母として生きました。

目次 : 第1章 ハプスブルク家の皇女/ 第2章 オーストリア継承戦争/ 第3章 女帝誕生/ 第4章 七年戦争/ 第5章 黒衣に身をつつんで/ ためになる学習資料室

【著者紹介】
迎夏生 : 漫画家

石井美樹子 : 1971年、津田塾大学大学院博士課程修了。イギリスのケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究し、現在は神奈川大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    マリー・アントワネットのママってすごくない?と娘が言うので、探したら…あった!借りてきたとたん娘さんが食いつき、感心しっぱなし。読後「なんで娘さんはママから学べなかったんだろう…」朝からマリー・アントワネットの哀れさにしみじみ。ショックだったのが夫がマリー・アントワネットが処刑されたことを知らなかったこと!ベルサイユのばらも知らなかった…。しゅ、秀才なのに勉学以外の史実を知らない人…。

  • ゆか さん

    ハプスブルク家展をみたので。マリア・テレジアは素敵です。自分は初恋の人と結婚したのに、子供は次々と政略結婚させたり、自分には監督役をおき、普段の生活を見て間違ったことをしたら報告するよう自分を律していたのに、マリーアントワネットのような子供ができてしまったり、手腕を発揮していながら、人間ぽいところが、よかったです。マリア・テレジアの言葉より「君主にとって一番大切なことは、優れた助言者を見つけることです」「読書は私たちの頭と心を豊かにするただひとつの方法なのです」

  • ふじ さん

    お母さま!アントワネットの日記ではずいぶん厳しい女帝に描かれていたけれど、実際は正しさを伝える際にきちんと相手の感情に留意する人だったんだな。多分アントワネットがぶっ飛び過ぎてただけなんだろう…そして漫画が迎夏生でびっくり!懐かしい私の青春!解説は難しくて流し読み。

  • スゲ子 さん

    「マリー・アントワネットのお母さん、そして子沢山(16人)」ぐらいの知識しかなかったけど面白かった!跡継ぎの男子がないまま父王が急死して若い女性の身(しかもお后教育しか受けてない)でハプスブルク家当主に。もうその瞬間から他国が攻めてくるのがエゲツない!周りがほぼ敵となるなかハンガリーを味方にしたエピソードがカッコいい!真面目で勤勉、敵国にも学ぶ柔軟さ、そして胆力!「女の子でガッカリ」と言われ続けたお姫さまが、長い年月をかけ他国と渡り合い、国内を改革して、誰もが認める「女帝」となっていく…胸熱大河ドラマ!

  • えすてい さん

    子供向け伝記で女性君主はあまり取り上げらていないと思う。ましてや子だくさんの女性君主は何故か版元から「嫌われている」ように感じる。子だくさんで子煩悩でかつ夫を愛することはいいことである。だが、版元はそこに何かよこしまなイメージを与えてはいけないためか、避けているような気がする。そして近年ようやく著名な女性君主を取り上げられることが増えてきて、啓蒙的な女性君主を「分かりやすく」読むことができるようになった。よこしまなイメージよりも、度重なる戦争の関係の煩雑さが子供には難しいから避けられてたのもあるだろうか。

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