スロウハイツの神様 下 講談社文庫

辻村深月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062765572
ISBN 10 : 4062765578
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
15cm,483p

商品説明

「あの頃」の私たちの切なさを、焦りを、喜びを、辻村深月は知っている
簡単に口に出せないくらい。それくらい、私には、好きなものが、好きな人が、いる。

莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に128通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った1人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った1つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

内容詳細

莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

【著者紹介】
辻村深月 : 1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒。『冷たい校舎の時は止まる』(講談社文庫)で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。エンターテインメント界に現れた期待の新人として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    下巻の後半、思わず涙しながら読了。なにげない伏線がラストに繋がっていく筆力・構成力は お見事。やや途中、中だるみの感があったが、環とチヨダコーキの縁には脱帽。事件の直後に百二十八通もの手紙を送った少女とコーキ…「あの頃の切なさ」が見事に読者に伝わってくる物語になっている。

  • にいにい さん

    純愛小説だ。それぞれが、思いやり、それを相手には告げない。なんか、もどかしい。ここまで、長く、執着できるんだ!愛とは執着すること。つまり、2人はずっと愛し合っている。数十年の長きにわたり、罵り、責めながら、陰で助け合う。ノーマルとは言えないだろうけど、素敵な関係。この関係は、形を変えないのかな?このままもありだし、変わるのももっと、いい形を造れるんだろうな。この後の物語も読んでみたい一冊。他のキャラもそれぞれ、自分の納得できる道を進み始める優しい物語だった。コウちゃんのストーカーまがいのサンタ行動凄いな。

  • 風眠 さん

    それぞれの登場人物が葛藤しながらぶつかり合い、そしてそれぞれの伏線が回収されていく上巻。昔の話や小さなエピソードまでもが伏線になっていて、ラストに向かって収束されていくさまは素晴らしい。前半はふたりの大きな才能によって苦悩する人物像が描かれているので、一見、成功者に見えるコウキと環の苦しみがいっそう際立って感じられる。才能あふれる人ほど自分らしく、心に忠実に生きることは難しいと思う。それでも、そういう風にしか生きられない不器用なふたりは、とても素敵だ。ミステリーでもない、ホラーでもない、これは恋の物語だ。

  • kishikan さん

    そうか、この作品はノベルズ(上下巻)が初出で単行本じゃなかったのね。となると文庫もそうだけど、上巻の登場人物の紹介や各人の抱える複雑な人間関係の各編に嫌気をさし、下巻を読むのを躊躇っちゃった人は大損でしたね。・・と言いたくなる程、この下巻は上巻の様々な伏線や布石が見事に解き明かされ、息をつく間もない展開を見せてくれます。特に終盤100ページは圧巻!というか、感動で「グッ」と胸が詰まってしまいました。人気作家、チヨダ・コーキと新進気鋭の脚本家、赤羽環を中心とした芸術家達の愛と友情の物語。辻村さん、ブラボー!

  • yoshida さん

    下巻で伏線が見事に回収される。ミステリーと思っていたら、純愛物でしたね。チヨダ・コーキと、彼を救った「コーキの天使」の係わり。チヨダ・コーキが如何に「コーキの天使」へ陰で助力していたかが分かる。チヨダ・コーキの赤羽環への第一声「お久しぶりです」の謎が解ける。スロウハイツの住人が成功を掴みながら引っ越してゆく。環の幸せを感じるラストにほっとする。あくまで余談ですが、作中に出る福島県の飯舘村は本作品の刊行時は普通の村でしたが、原発事故により居住が困難な状況です。福島県に住む者としてやりきれなさを感じてしまう。

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人物・団体紹介

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辻村深月

1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。’11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、’12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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