ドキュメンタリー撮影問答 対話から見えてくる映像制作の深層

辻智彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768314791
ISBN 10 : 4768314791
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
287p;20

内容詳細

テレビドキュメンタリーや劇映画で活躍するカメラマン辻智彦が映像ジャンルのキーパーソンと語り合うなかで今後の指針を発見していく旅。

目次 : 序章 ドキュメンタリービデオを撮るということ/ 撮影問答(ドキュメンタリー映像にとって「カメラ」とは何か?(山崎裕―現場の第一線で60年撮り続けてきたベテランカメラマンが伝えたいこと)/ 対象者の人生をまるごと引き受ける(中村高寛―『ヨコハマメリー』『禅と骨』…人生を賭けて人を撮り続けてきたドキュメンタリー映画監督)/ ドキュメンタリーを撮られる側の本音(満島ひかり―劇映画でもドキュメンタリーでもリアリティを表現したい)/ 写真と動画 肉体と言葉(井賀孝―ブラジリアン柔術黒帯の肉体派写真家が動画を始めて思うこと)/ 公共放送と個性/分断化を乗り越えるために(百崎満晴―NHKで人気シリーズとなった「秩父山中 花のあとさき ムツばあさん」のカメラマン)/ 言葉で表せないものを表現する(岡崎莉望―辻カメラマンの目を惹きつけてやまないアール・ブリュットの芸術家)/ 人間味を撮りたい(味谷和哉―フジテレビ「ザ・ノンフィクション」元チーフプロデューサーでテーマ曲「サンサーラ」の生みの親)/ 映像業界におけるフリーランスの立場を改善する(満若勇咲―作り手によるドキュメンタリー批評誌を立ち上げたフリーカメラマン)/ 韓国から日本の映画制作事情を見る(藤本信介―韓国の映画業界で働く日本人助監督)/ 子どもに映画を教えることで気づくこと(土肥悦子―子どもだけでなく映画制作スタッフにも刺激を与え続ける「こども映画教室」代表)/ 意味づけから解放したい衝動(大森立嗣『日日是好日』『タロウのバカ』『MOTHERマザー』―人は人とどう向き合うかを問い続ける映画監督))

【著者紹介】
辻智彦 : 1970年和歌山県生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中、小川プロダクションが製作したドキュメンタリー映画のカメラワークに衝撃を受け、映画監督志望から一転、ドキュメンタリーカメラマンを志す。卒業後、テレビドキュメンタリーを多く手がける制作会社と契約、多くのカメラマンの助手を務め、インド、北極、中東など世界中の撮影に連れ回された。1998年、フリーランスカメラマンとして独立。2011年に映像制作会社ハイクロスシネマトグラフィ設立。以後、撮影のみならず企画、演出、プロデュースなども手がける。ドキュメンタリー映画『日本心中』の撮影でJSC賞審査員特別賞、劇映画『実録・連合赤軍』の撮影で三浦賞および毎日映画コンクール撮影賞、『キャタピラー』の撮影で大阪シネマフェスティバル撮影賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • yasu_z2 さん

    ためになったというより、やっぱりある程度経験を積むと考えてることは同じところに行き着くと思った。

  • K さん

    〈拾〉

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辻智彦

1970年和歌山県生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中、小川プロダクションが製作したドキュメンタリー映画のカメラワークに衝撃を受け、映画監督志望から一転、ドキュメンタリーカメラマンを志す。卒業後、テレビドキュメンタリーを多く手がける制作会社と契約、多くのカメラマンの助手を務め、インド、北極、中東な

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