辻惟雄集 2 「あそび」とアニミズムの美術

辻惟雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000286527
ISBN 10 : 4000286528
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

「をこ絵」、“鳥獣戯画”、白隠、仙〓(がい)、円空、木喰、源道らの魅力あふれる表現世界から日本美術の特質を見極める。

目次 : 第1章 「をこ絵」の世界/ 第2章 “鳥獣戯画”と「をこ絵」/ 第3章 日本美術に流れるアニミズム/ 第4章 仏教と庶民の生活/ 第5章 近世禅僧の絵画―白隠・仙〓(がい)/ 第6章 白隠“半身達磨像”(永明寺本)/ 第7章 東北に残る円空仏・円空の生地を訪ねて/ 第8章 木喰と東北・上越/ 第9章 天龍道人源道の仏画

【著者紹介】
辻惟雄 : 1932年生。東京大学大学院博士課程退学(美術史)。東京国立文化財研究所美術部技官。東北大学文学部教授。東京大学文学部教授。国立国際日本文化センター教授。千葉市美術館館長。『国華』主幹。多摩美術大学学長を経て、現在MIHO MUSEUM館長。東京大学・多摩美術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっちも さん

    とりわけ鳥獣戯画の項が面白かった。日本美術は中国に題材やヒントがあるものが多いが、中国人に言わせると鳥獣戯画は日本オリジナルだそうだ。まず中国の動物観からすれば敬畏か羨望により、龍虎鷹鳥などを画にあげるが兎蛙鼠のような卑小な存在にあまり目をくれない。人間を動物になぞらえる「俗」な発想は「雅」を命にする中国には表現されにくい。天敵同士の猫と鼠、狐と兎がでてきたり、全然別世界の兎と蛙が相撲をとったりという非合理性は中国的発想ではないという。なるほど人間を特別な存在と思わないアニミズム感が日本人に備わっているか

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辻惟雄

1932年愛知県生まれ。美術史家。東京大学大学院博士課程中退。東京大学・多摩美術大学名誉教授。MIHO MUSEUM顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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