発熱 上 文春文庫

辻原登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167316082
ISBN 10 : 4167316080
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
追加情報
:
16cm,350p

内容詳細

ウォール街で頂点を極めた凄腕のトレーダーが帰ってきた。天知龍、36歳。天涯孤独、暴走族あがり。12年ぶりに祖国に降り立った彼に早速誘いの手が―いっしょに日本を潰さないか。手始めに不良債権まみれの証券会社、そして巨大銀行、さらに…。戦後日本のエスタブリッシュメント(既成権力集団)に挑む世紀の闘いが始まる。

【著者紹介】
辻原登 : 1945(昭和20)年和歌山県生まれ。90年「村の名前」で第103回芥川賞受賞。99年「翔べ麒麟」で第50回読売文学賞受賞。2000年「遊動亭円木」で第36回谷崎潤一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この作品は三度目です。日経新聞連載時とその後単行本とこの文庫です。バブルのころに書かれたので、その当時のことをあまり知らない人には好き嫌いが分かれるかもしれません。私は結構教養小説のような感じで読みました。この中に出てくる古典やクラシックを楽しんだものです。

  • 黒豆 さん

    いきなりジャンボジェットのファーストクラスでの帰国に驚くが金融界のファンドマネージャーの世界に納得、登場する音楽や景色もいい感じ、秘密を抱えた人間関係が少しずつ明らかに、下巻へ

  • Jeanie さん

    読みたかった同作家の別作品がなく、金融という文字を拾い、どうやらおやじ小説っぽいな、と思いながら選択。要は男たるや金と女(=芸者)!ってことか。なんだかなー、先週末からぐずぐずと面白い部分を探せなくて、時間の無駄だった。

  • tegi さん

    「つまり、お互いがお互いの黒幕というわけです」。蘭村のこの表現に尽きる。むろん、誰の息子でもない主人公・龍が階段をのぼってゆくピカレスクロマンでもあり、と同時にみなが同じ高度でゆきかいもする――。/それにしても、この古びたかんじはなんだろう。今から15年前の物語、ということはわかるのだがしかし。既読であり著者の作品としてはより新しい『許されざる者』が見渡す地平に比べての小ささゆえのものか。

  • ひとまろ さん

    ウォール街帰りの若きファンド・マネジャーのお話。

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人物・団体紹介

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辻原登

1945年(昭和20)和歌山県生まれ。90年『村の名前』で第一〇三回芥川賞受賞。99年『翔べ麒麟』で第五〇回読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で第三六回谷崎潤一郎賞、05年『枯葉の中の青い炎』で第三一回川端康成文学賞、06年『花はさくら木』で第三三回大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された

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