ハチドリのひとしずく いま、私にできること

辻信一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334974916
ISBN 10 : 4334974910
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
20cm,83p

内容詳細

これは、ちいさな力の大切さを教えてくれる
南米アンデス地方の古くてあたらしいお話です。

森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑います。ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました……。


坂本龍一さんもハチドリの物語が大好きです!
「このハチドリの話は美しすぎて、ときどき嗚咽で声が詰まって、話しができなくなってしまう……」

中嶋朋子さんも推薦します!
「ヒトシズク、それは思っているより、ずっと大切なものなんだ」
他にC.W.ニコル、セヴァン・スズキ、関野吉晴、ワンガリ・マータイ(ノーベル平和賞)……


〈内容抜粋〉
「金の鳥――クリキンディ」について

ぼくと仲間たちは、クリキンディのお話を南米のアンデス地方に住む先住民族キチュアの友人アルカマリから聞いて、強く胸を打たれました。そして、ぼくたちにできることはいったいなんだろう、と考え始めました。最初に思いついたのが「そうだ、このハチドリの話をひとりでも多くの人に伝えることならできる」ということでした。それからぼくたちは、ひとりひとり色々な機会にこの話を語り伝えてきました。そんな思いのひとつひとつを、いまこうして一冊の本としてまとめることができました。
この物語の続きを描くのはあなたです。

著者紹介
辻信一(つじ・しんいち)
文化人類学者、環境運動家。16年の海外生活を経て、1992年より明治学院大学国際学部教授。100万人のキャンドルナイト呼びかけ人代表。カナダ、エクアドル、ミャンマーなどをフィールドに調査、環境活動を展開。1999年、ナマケモノというスローな動物の生き方をヒントに、持続可能な社会や暮らしへの転換を目指す「ナマケモノ倶楽部」を設立、その世話人を務める。環境共生型ビジネスにも取り組んでいる。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『スローライフ100のキーワード』(弘文堂)、『スロー快楽主義宣言!』(集英社)など、訳書にセヴァン・スズキ著『あなたが世界を変える日』(学陽書房)などがある。

【著者紹介】
辻信一 : 文化人類学者、環境運動家。16年の海外生活を経て、1992年より明治学院大学国際学部教授。100万人のキャンドルナイト呼びかけ人代表。カナダ、エクアドル、ミャンマーなどをフィールドに調査、環境活動を展開。1999年、ナマケモノというスローな動物の生き方をヒントに、持続可能な社会や暮らしへの転換を目指す「ナマケモノ倶楽部」を設立、その世話人を務める。環境共生型ビジネスにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 勉強になった。今、自分ができること!ハチドリみたいに1匹の力では山火事は抑えられないけど、一滴一滴とやっていれば賛同してくれる人もいる。自分も周りから無駄と言われても自分のできることをやっていきたい^_^

  • モリー さん

    自分一人が何をしたって変わりはしないと諦めるのではなく、悪いのは自分じゃなて○○だから…と不平をこぼすのでもなく、責任者探しをして誰々が□□すべきだと誰かに責任を押し付けるのでもなく、ただ、自分にできることをしようよ。そんなことしてどうなるの?…たった一人で何が変えられるっていうの?…そんなことしても焼け石に水だよと言われても、笑われても、バカにされても、そんなこと気にしている暇はないんだから。山火事を消すために何度もひとしずくの水を運んだハチドリのように。

  • ひつじとうさぎ さん

    燃える森の火を消そうと、ひとしずくの水を運び続けるハチドリのクリキンディ。「私は、私にできることをしているだけ」。ひとしずくの水も仲間が増えれば山火事だって消せるかもしれない。短い物語だけど、いろいろなことを考えさせられた。私も私にできることをやっていこう。

  • アルピニア さん

    読友さんに紹介してもらった本。南アメリカの先住民に伝わるお話「森が燃えた。みんな逃げたけれどクリキンディという名のハチドリはくちばしで水を1滴ずつ運び続けた。そんなことをして何になる、と笑われるが、クリキンディは、私は私にできることをしているだけ。と答えた」このお話に心を打たれた人々が「ハチドリ計画」というネットワークを作り、活動をしているとのこと。みんなも水を運ぼう!ではなく、自分にできることをやろう!という考え方に共感した。マザー・テレサの「大海の一滴」にも通じる。私も私にできることを続けていきたい。

  • 田中寛一 さん

    TVドラマ「朝が来た」主題歌を歌うフランスのZAZが「オン・ザ・ロード」のCD,DVDで「ハチドリのひとしずく」を語っていた。自分もそんなふうになりたいと。それでこの本を借りた。ハチドリのクリキンディの話はごくわずか。山火事を消すためにハチドリが何度も川からくちばしで掬った水を一滴ずつ落としていく。わずかな話だが描かれるところは世界全体に及び多くの人を動かしている。各国の人々の環境を守る取り組みに感動する。いい話に出会えた。私にもできることをしてひとしずくの「ポトリ」を落としたい。

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