今日の風、なに色? 全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで

辻井いつ子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756135483
ISBN 10 : 475613548X
フォーマット
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
221p;20

商品説明

ニュースステーションで話題沸騰。絶望があったから、希望が輝いてみえるんです。

ある日、まだ2歳の伸行が突然、母の歌に合わせておもちゃのピアノを弾き始めた。8歳にしてモスクワ音楽院大ホールで演奏。全盲の少年が世界に羽ばたくピアニストに向かって歩み続ける日々を綴る。

内容詳細

ニュースステーションで話題沸騰。絶望があったから、希望が輝いてみえるんです。

目次 : 第1章 音楽の天使が微笑んだ日(ピティナ・ピアノコンペティション/ 金賞はあの子のもの、とささやき声が ほか)/ 第2章 伸行誕生、運命の宣告(コウノトリがやってきた/ 私の子どもだけが眠ったまま ほか)/ 第3章 音楽の花が開きはじめた―六カ月〜三歳(音楽をやらせるといいかもしれませんね/ 生活のなかの「音」への鋭敏な反応 ほか)/ 第4章 人々の喝采が喜びに―三歳半〜六歳(オルガンを弾いてとけこんだ保育園生活/ ハーモニカ、琴、バイオリン…広がる音楽への興味 ほか)/ 第5章 演奏家へのステップ・バイ・ステップ―七歳〜(ついに、プロの演奏家への道を一歩踏み出す/ 全日本盲学生音楽コンクールで一位に! ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukarino☆ さん

    You Tubeで辻井伸行さんの演奏を聴きました。とても素敵で、辻井さんのことを知りたくなり、図書館でこの本を借りてみました。母いつ子さんがどのように伸行さんを音楽へと導いたのか。伸行さんが音楽をやるにあたって、いつ子さんも一緒に習得しなければならなかったそうです。音楽の経験がそれほどなかったいつ子さん。慣れない育児と音楽の勉強で、大変だったと思います。子供が何かを成し遂げるには、子供の興味に気づいて親が導いていくことが大切だということが書かれていましたが、もっと子供が小さい時にこの本に出会いたかった。

  • じぇーん さん

    この母がいて。。母であるというのは相当な原動力であるのですね。

  • 玲 さん

    練習と、練習で犠牲にするかもしれない普通の人格形成を秤にかける気持ちは、親として子どもを自律した一人前の存在に育てたいと思う、ごく当たり前の、そして立派なものだと思う。筆者は、障害に出会って強くなったのと同時に、伸行という個性に出会って強くなれたのだろう。筆者の明るい気の持ち方がここまで道を開いた。改めておめでとう!生まれてきてくれてありがとう!

  • とも さん

    お母さんの行動力がすごいと思った。

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