席亭志願 落語を愛し支える人びと

越智多藁惠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779118258
ISBN 10 : 4779118255
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;19

商品説明

落語会をつくる人にスポットを当てた「落語」を愛し、支える人たちのドキュメント。落語は自由に聴け!

1日にいくつの落語会があるのだろう。都内だけで多いときには30の会がある。 ホール、居酒屋、蕎麦屋、バー、学校等でも行われており、そのうえに「定席」と呼ばれる4つの寄席(新宿・上野・浅草・池袋)がある。年間300以上聴く者もいるが普通は週1ぐらいだろう。 いくら好きな人でも1度に2つの会には行けない。落語家を追いかける人、好きな噺を聴きに行く人、お気に入りの場所で聴く人とさまざま。
さて「いい落語会とは何か?」を考えたとき、異彩を放つ「落語会プロデューサー加藤浩」を通して何か見えてくるはずと著者は感じた。加藤のように落語を愛し、会を運営する人が必要なのだ。 あちこちの町で開かれている落語会のプロデューサー、演出家に取材した知られざる「落語」裏話。

【目次】
(1章) 人生
(2章) 席亭
(3章) 香盤
(4章) 敵手
(5章) 了見
(6章) 落噺
(7章) 興行
(8章) 主任


【著者プロフィール】
越智多藁惠(オチダワラエ)
1958年大分県生まれ。現在、某大手新聞社文化部編集委員。

内容詳細

異彩を放つ落語会プロデューサー加藤浩を通して「落語」の何が見える。

目次 : 第1章 人生/ 第2章 席亭/ 第3章 香盤/ 第4章 稽古/ 第5章 了見/ 第6章 落噺/ 第7章 興行/ 第8章 主任

【著者紹介】
越智多藁惠 : 1958年生まれ。全国紙で落語を担当する新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スプリント さん

    落語会を主催する加藤浩氏を中心に定席以外の落語会の主催者にスポットを当てた本です。落語が好きだからこそ身銭を切ってまで落語会を主催し、好きだからこそコダワリをもった落語会になるのだと思います。

  • qoop さん

    落語会の主催者という〈裏方〉を取り上げる上で、特に加藤浩氏に焦点を当てたのは納得の人選だな、と。氏の主催する会に月に何度か伺っている身としては興味深く、感心しどころの多い内容だったが、これってニッチ過ぎやしないか?といらぬ心配をしてしまった。結局、想定される読者数そのものがニッチなんだろうけれど。

  • ko1kun さん

    この著者は何が言いたいんだろうか。よくわからない。「オレはそこいらの落語ファンとは違って、裏側まで知り尽くしてるんだぜ」って感じか?文章もわかりずらい(主語が省略されているせいか、視点が定まっていないせいか)。唯一、対象が席亭や落語会っていう着眼点は面白い。

  • やまほら さん

    この本の主役である「ミックス寄席」の加藤浩さんとは面識があるので、うなづけるところも多いし、「そうだったのか」と思うことも多い。特に、亡くなった横須賀譲二さんを「戦友」だと思われていたというところには感慨。そこはよいのだが、著者自身の考えや経験が随所に混在してしまっており、かつ中途半端に匿名や伏せ字が使われているので、読みにくいし、妙な憶測をされることが多そうだ。加藤さんや、加藤さんの落語会が好きな人向け。あとは、落語会を主催しようとする人にも意味はあるかもしれない。

  • ざび さん

    落語会を主催するオフィス・エムズの加藤浩氏について書かれた本。発想は良いのだが、文章が酷すぎる。新聞に記事を書く人らしいが、同じことを繰り返し書く、主語が明確でない、行を開けることと*印で区分する時と段落との使い分けもできていない。こういうことは編集者が正すべきものであるはずだが、よほど無能なのかそもそもいないのか?提灯記事を書いてはいないつもりなのか実名で非難することもあるが、読者にはもっと高邁な考えを持っている人もいるだろうに、押し付けられるこちらの身にもなって欲しい。小谷野敦並みに夜郎自大な感じで不

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