クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない 宝島社文庫

越尾圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800296511
ISBN 10 : 480029651X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
越尾圭 ,  
追加情報
:
415p;16

内容詳細

動物診療所を営む獣医・遠野太一の幼馴染で、ペットショップを経営する小塚恭平が、自宅マンションでラッセルクサリヘビに噛まれて死んだ。ワシントン条約で取引を規制されている毒蛇が、なぜこんなところに?死に際に恭平から電話を受けて現場に駆けつけた太一は、恭平の妹で今は東京税関で働いている利香とともに、その謎を解き明かそうとするが、周囲に不穏な出来事が忍び寄り…。

【著者紹介】
越尾圭 : 1973年、愛知県知多郡東浦町生まれ。同志社大学文学部中退、早稲田大学教育学部卒業。家庭用ゲームソフト制作会社、編集プロダクションを経て、現在は大手インターネットサービス会社に勤務。第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『クサリヘビ殺人事件―蛇のしっぽがつかめない』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ★Masako★ さん

    ★★★+ 動物診療所を営む獣医・遠野の幼馴染が、自宅で毒ヘビに噛まれて死んでいた。その毒ヘビは、ワシントン条約で取引規制されている猛毒を持つラッセルクサリヘビ!遠野は幼馴染の妹と共に、死の真相を探ろうとするが…。誰もが信じられない。みんな怪しい!ペット業界の裏側、希少動物の違法売買、人間の薄汚い欲の為に犠牲になる動物たち。終盤の展開は衝撃的で哀しい。事件は解決したが、歪んだ欲が無くならない限り、また同じような事が起きるだろう。突っ込み所もあるが読みやすく、テーマが興味深い事もあって面白く読めた♪

  • さっこ さん

    「このミス」大賞の隠し玉。獣医の遠野太一の親友が殺された。発見者は太一で、その部屋にはワシントン条約で規制されていた毒蛇がいた。絶滅危惧種を題材にしたミステリー。コミカルな物を想像していたのですが、結構真面目な作品。ただ少し余計な描写が多くて、くどい印象も受けましたが楽しく読みました。郵便受けから蛇を投入されるとか怖すぎるんですけど…

  • アッシュ姉 さん

    タイトルと装丁がなかなかのインパクト。本編はもっと短くてもよかったかな。この人怪しいと思っていたのが、結局正解だったので余計に長く感じたのかも。西村京太郎からこのミスまで網羅している伯父からの定期便より。

  • momi さん

    「2019このミス隠し玉作品」動物病院の獣医師の元に幼なじみからのSOS!?駆けつけた部屋には…ワシントン条約で 取り引き規制されている猛毒のクサリヘビが!!幼なじみと兄をヘビに奪われた妹とが真相究明に立ち上がる!!少しあらさを感じたけれど動物販売業者の闇への着目点は新しく、動物ミステリーということにも興味を惹かれ最後まで一気に読ませてもらいました!

  • Kazuko Ohta さん

    “このミス”関連の受賞作にはそれほど食指が動かないんです。というのも、私はどちらかといえば重めの話のほうが好きだし、日本語の美しさや可笑しみを感じる文章に触れていたいという気持ちがある。たとえば浅田次郎や京極夏彦なんかがそうです。“このミス”はその真逆を行く印象があって。ただその分とてもわかりやすい。行間を読まずとも100%説明してくれるから、迷わず楽しめる娯楽作品。目頭熱くなるシーンもきっちりあります。想定以上の面白さ。副題を見てKANの「君の丸いお尻が許せない♪」を口ずさんでしまった私はコロナぼけか。

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