遊戯と臨界 赤野工作ゲームSF傑作選 創元日本SF叢書

赤野工作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488021054
ISBN 10 : 4488021050
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

月面に待つ敵プレイヤーとの、ラグ1.3秒での格闘ゲーム対決。ユーザーの記憶を操作し、「遊ぶと呪われる」と噂されてきたゲームへの挑戦。放射能を用いて麻雀のイカサマを行ったというヤクザが、自らを追う刑事に宛てしたためた懺悔――「あまりにもゲームを愛しすぎた人々」を題材として、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』で注目を集めた異才が描きだす、至高のゲームSF11編。

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読書メーターレビュー

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  • いたろう さん

    手に取って、初めて気づいた「ゲームSF傑作選」という内容に戸惑った。著者は、SF作家であるとともに、ゲームレビュアーなのか。11編の短編集だが、確かにゲームSFとしか言いようがない作品が並ぶ。そして、SFはともかく、コンピューターゲームについてはよくわからないので、正直、何が面白いのか分からない作品ばかり。そんな中、1989年、ソ連から西側に亡命しようとしている技術者の話「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」は面白かった。ゲーム音痴でも分かるそこに繋がるのか。音楽についても、最後に理解して、アッと思った。

  • rosetta さん

    ★★✭☆☆普通に面白く読める話もあったが、全体としては実験的過ぎてあまり自分に向いている本ではなかった

  • 本の蟲 さん

    子供の遊び、カードゲーム、盤上遊戯。様々な遊戯が小説の題材になっていて、傑作も多く、読者目線ではハードルが上がっている。本作はごく普通にゲームと呼ばれる電子遊戯を扱った短編集。シューティングゲームへのクレームから端を発した宇宙船の入港拒否。格闘ゲームの対戦相手への、裏の裏の裏まで読んだ煽りあい。極限状況下でのRTA。恐怖対象を選べるホラーゲームでの呪い。某有名ゲームで広まった陰謀論etc。延々と続く独白文章での作品が多く、人を選ぶ。収録作でも好みが分かれ、わりと面白いものもあったが「傑作」には届かず

  • クレイン さん

    面白い。ゲームという切り口でここまで展開できるのも凄い。曰くも良いし、ミコトの拳は特に好き。11作品の短編で全部好きは珍しいかも。プレイヤーの気持ちのリアルさというのがよく伝わる。あと読書しているのにリアルの映像に見えた作品も何作品かあった。とても良い読書体験でした。

  • 羊山羊 さん

    [人の想像力に終わりはない]ゲーム小説をお題に、赤野工作氏の想像力が爆発する珠玉の短編集。ゲームをずっと追いかけ続けてきた赤野氏のこと、一味も二味も違うテイストの作品ばかりでした。特に気に入ったのはあるクソゲーの返品をしようとするうち、おそろしい真実が見えてくる、「それはそれ、これはこれ」と対戦格闘ゲームを月と金星という時差だらけの2カ所からくり広げる「お前のことだからどうせそんなことだろうと思ったよ」は、ゲーム剣戟小説を新しい次元へと引き上げる名短編と感じた。→

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