酔象の流儀 朝倉盛衰記

赤神諒

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065140352
ISBN 10 : 4065140358
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
赤~諒 ,  
追加情報
:
274p;20

内容詳細

名門朝倉家の大黒柱であり戦奉行の朝倉宗滴が没すると、親子のような間柄だった山崎吉家は主家への忠誠を心に誓った。だが、世はすでに戦国時代。百年の栄華を誇った越前にも、日に日に織田信長の圧力が強まっていた。吉家は孤軍奮闘するが…。

【著者紹介】
赤神諒 : 1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kiyoshi Utsugi さん

    朝倉氏の中でも武名を轟かせた朝倉宗滴のもとには宗滴五将と呼ばれた武将がいました。 その宗滴五将の筆頭である「仁」の武将であるのが山崎吉家。山崎吉家は、酔象(今の将棋ではないのですが、昔の将棋にはあった駒の一つ)とも呼ばれていました。これは王将である朝倉義景を守る役目から名付けられたようです。 滅びゆく朝倉氏をなんとか救おうと色々と手を打ちます。ただ、歴史が示しているとおり織田信長によって滅ぼされるのですが、そんな中でも朝倉宗家に対する仁義を貫く生き方が心地よいです。

  • 如水 さん

    朝倉家家臣、山崎吉家を主人公とした『朝倉盛衰記』。誰?と思う人が多いかと😅名将朝倉宗滴亡き後、朝倉家の軍事面を担ってた方です。えぇ〜⁈滅亡に追い込んだ人やん?と思う方、『違います🧐』❗️軍略、戦術面では織田信長に勝ってたんです、実は(実際信長土下座して和睦した事有り💧)。じゃぁ何故?と言う事がこの小説で分かります。話は朝倉宗滴没前、吉家との出会いから。この作家さんの凄い所は朝倉義景をコレでもかっ‼︎と言う位に暗愚に仕上げた事。読んでたら怒りすら覚える位に駄目人間😱朝倉家衰退が良く分かる一冊です👏

  • エリク さん

    悲しく寂しく、でも愛しく面白い物語でした。一部真実も混ざっているようですが、現実であればと思うほど感動します。 台風によって無くなった部活の時間に気まぐれで立ち寄った隣の市の図書館、そこでたまたま開催されていたイベントに感謝します(__) 素晴らしい運命のめぐりあわせでした(^_-)-☆

  • ようはん さん

    若年時には朝倉家の重鎮である名将・朝倉宗滴の元で活動しその死後には朝倉家の主力武将として滅亡直前まで活躍した朝倉家臣・山崎吉家を主人公とした小説。隠れた名将、マイナー寄りの人物を取り上げた作品が好きな自分としては中々面白かった作品。吉家と言うよりは朝倉義景を始め、朝倉家各人の思惑とすれ違いが滅亡まで至る群像劇であるがマイナー感が強い朝倉家の人物もそれぞれ個性的なキャラクター付けがされているのが良い。

  • maito/まいと さん

    大友三部作+戦神を一端脇に置き(苦笑)読み始めたら一気読みしてしまった1冊。実は大友二階崩れと構図がほぼ同じで、合戦シーンが比較的文字報告ばかりではあるのだけど、それを気付いても全く気にならないほどのストーリーテリングの素晴らしさ。馴染みの薄い朝倉家臣団が最後には愛おしく思えてしまうほどの、忠臣たちの奮迅ぶりと、主君のどうしようもなさ(涙)水戸黄門のような「お決まりだけどそれが読みたい」というニーズにバッチリ応えた赤~さんの素晴らしさだなあ。クライマックスの“運命の分かれ道“への集約構成が鳥肌モノ。

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人物・団体紹介

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赤神諒

1972年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、博士(法学)、弁護士。2017年「義と愛と」(のち『大友二階崩れ』に改題)で第九回日経小説大賞を受賞しデビュー。『はぐれ鴉』(第二五回大藪春彦賞受賞)『佐渡絢爛』(第一三回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行さ

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