美しいもの

赤木明登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103025719
ISBN 10 : 4103025719
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,159p

内容詳細

気鋭の塗り物作家として、いま評判の著者が、陶芸家やデザイナーなど14人の人気クリエイターたちの暮らしを訪ね、その美学に迫る。やわらかな感性と思索に満ちた初のエッセイ集。

【著者紹介】
赤木明登 : 塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、88年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行、94年に独立。97年、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」に、2000年には東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 野のこ さん

    装丁も紹介された方々、文章とすべてが美しい本でした。友人と過ごした素敵な時間。喧嘩をしてもみんなで餃子を作って大きな食卓で食べるっていいなぁ。家族ってあったかい。そうゆうあったかい人が作ったものは美しく光を放つと思う。人との出会い。感じる美しさ。「流れる雲や葉っぱ、雷、砂の一粒から満点の星まで命があるから自然は美しい、思う心の持った人間の作り出す道具も美しい」と言う考え方にぐっときました。哲学風なお話は難しかったけど良かったです。石垣の上にちょこんも座る高橋さんの写真にびっくり。ちょっと危なくないかい?

  • 501 さん

    表紙のために器の本かと思い手に取り違っていたが凄く素敵な本だった。著者が友人であるデザイナーや陶工、音楽家、鍛金師らものづくりを生業する人々のもとを訪れ、彼ら彼女らのつくるものや生活から美しさとは何なのかをテーマに語った随筆。著者自身も漆師としてものを創造する。1ページ、1ページを丁寧にめくり内を静かにして読みたくなる。自分の生き方を積み重ねていった方々から見えてくる人生観は人生経験に乏しい自分には達観すぎてなかなかすんなり入ってかない。でもこうした文章に触れるのは純粋に楽しい。

  • 森 さん

    陶工の安藤雅信さんの章に「美しさは、作り手自らをオリジン(起源)とする作品の中にあるのではなく、反復の中にこそ宿るのだと。」と記載がある。この反復とは、「写し」ということなど含む、長い陶芸歴史をも含んだ全体として、それが位置付けられているということを認識する。そういう事なのであろう。

  • 邪馬台国 さん

    出逢いを呼ぶような美しい装丁・写真に惚れて読みました。漆工芸をつくられている著者のお知り合い10名を通じ、それぞれの持つ美意識や作品づくりの差異や共通した何かが浮かびあがってきます。工芸含み、今までなかなか近い存在になかった世界が素敵な作り手の語りを通じてぐぐっと近づいた一冊でした。

  • ユウティ さん

    色々な作家さんのお仕事と生活のルポのような、エッセイのような本。手仕事で作られた素朴な品々がとても素敵。古いけれどお手入れの行き届いた日本家屋の隅で撮ったような写真もいい。2006年の本なので、最近のこういった本とは少し趣の異なる落ち着いた感じがまた良かった。

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