名前のない道

赤木明登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103025733
ISBN 10 : 4103025735
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
159p 21cm(A5)

内容詳細

うつわを塗りつづけていると、言葉があふれてくる―奥能登で暮す気鋭の漆職人が、新たに切り拓く「工芸の道」。漆職人の日々と思索。

目次 : 犬馬難し/ 失われた感覚/ 世界のリアリティ/ 形のないもの/ わたしの消失点/ 変わらないものと変わるもの/ 森に還る/ 生活工芸のまわり/ 茶と漆/ 祈るために/ 再会

【著者紹介】
赤木明登 : 塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行、1994年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 野のこ さん

    「せいいっぱい自分になる」素敵な言葉やなぁと思いました。そして「作品に対しては、いかに自分を消すかということを追求する」「完璧なつまらなさ」ですって。うーん、深い…。赤木さんのうつわは見たことがないので実際に触れてみたいです。おぉって思ったのは、私の好きな伊藤まさこさんが出てきて彼女の特殊な好みが分かったこと。変わっとて、ちょっと意外でした。

  • ichi さん

    【図書館本】塗師赤木明登さんの生き方や漆塗りの職についての哲学的エッセイ。哲学が苦手な自分は分かりづらい部分が多かったです。

  • 紫羊 さん

    著者のエッセイ「美しいこと」「美しいもの」を読んだ時に持った不思議な印象は、やっぱり今回も感じた。とはいえ美しい写真と哲学的な文章…心を動かされない私の感性が鈍すぎるのだと、結局3冊付き合ったが、どうしても合わなかった。残念。

  • misui さん

    輪島の塗師による器や美についてのエッセイ。制作の中で個の消失点を探り、彼方に広がる絶対的な何かに合流すること、そこを目指して続けられる自己との対話が書き留められている。自然・文明・宗教をも包括する名づけえぬもの、移ろうものの中に現出する永遠の美など、言葉で小さくまとめてしまうにはそれはあまりにも広く大きい。実際にこの人の器を手にした上で若干の贔屓目もあるのだが、それを抜きにしても本書は信ずるに足る、と考えている。

  • ばーさん さん

    形あるものをつくる人が、形ないものを語る。触れるものをつくる人が、テクスチャーを語る。そのテクスチャーを作り出す精神性を語り、材料を語る。 作り手の端くれとして何度も読み返したい本。

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