三毛猫ホームズと炎の天使 カッパ・ノベルス

赤川次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334077518
ISBN 10 : 433407751X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
294p;18

内容詳細

命拾いした「洞窟仲間」七人を相次いで襲う危機―。闇の中でよみがえった「過去」が新たな事件を生む!崩落事故で洞窟に閉じ込められてしまった男女七人。全くの闇に包まれ薄まっていく酸素に全員が朦朧とするなか、何者かが過去に犯した殺人の告白を始めた…。間一髪、ある娘の機転により奇跡的に全員が無事救助されたが、あの告白が誰のものなのかは謎のままだった。やがて、命拾いした七人のうち、若くにぎやかだった仲間千枝が刺し殺される事件が発生。その直後、やはり洞窟から生還した会社員・小泉昭夫がひき逃げに遭い命を落とす。二つの“事件”のつながりに気付いた片山刑事と妹の晴美は、ホームズと共に事件の真相に迫っていく!大人気シリーズ第55弾!

【著者紹介】
赤川次郎 : 1948年、福岡県生まれ。『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞、『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。著作は640冊を超え、ミステリー小説を中心に、その創作活動は多岐にわたる。2005年には、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。’16年、『東京零年』で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白雪ちょこ さん

    三毛猫シリーズ最新作。 今回は、とある洞窟で起きた7人の登場人物から事件が発生。 片山刑事とホームズ、晴美は安定の活躍。 片山刑事の存在は、人々の心の扉を開く。 かっこよかった印象があった。 しかし、最後の最後でまさかのどんでん返しがあり、意外性が面白かった。 「炎の天使」に至っては、そこまでの意味はなかったが、今の時代の要素も取り入れられており、結末的にも面白かった。 人の愚かさや恋愛感も詰め込まれており、最後の石津刑事の一言で、全てが柔和に収まったように思えた。

  • 蕭白 さん

    久しぶりのシリーズ新作。片山刑事がどんどんカッコよくなっていきますね。

  • シン・ボブ さん

    「三毛猫ホームズ」シリーズ第55弾。「崩落事故で洞窟に閉じ込められてしまった男女七人、全くの闇に包まれ薄まっていく酸素に全員が朦朧とするなか、何者かが過去に犯した殺人の告白を始めた…。」良い導入でした!今作のマドンナは浜田洋子さんで認識合ってますか?片山兄妹2人でアパートの一室に住んでる設定はこのシリーズ通してずっと変わっていませんが、今だと少し違和感を覚えますね。後半で凄惨な現場を見た片山刑事、あそこはキャラ設定を活かして気絶して欲しかったかも。関係者を一堂に会しての推理ショーがあってGoodでした!

  • 白いカラス さん

    先日何気なく本屋に行き、ふと平台に目を映すと赤川次郎さんの三毛猫ホームズの新刊が出ており久しぶりに購入しました。昔、〇〇時代、〇〇コースという学習の月刊紙(今はともに廃刊になっていると思いますが?)やTVでは石立鉄男さんが片山さんの配役を行なっていたと思います。そんな懐かしい思いで読み進めました。相変わらず痛快でホームズの活躍にも拍手喝采でした。それでも三毛猫ホームズの推理が世に出てからもう40年以上経っているのでは?息の長い作品ですね。赤川さんの今後の活躍も期待しています。

  • リリパス さん

    おなじみ、片山・晴美・石津・ホームズが登場する、三毛猫ホームズシリーズの第55巻ですね。面白かったです。

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人物・団体紹介

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赤川次郎

1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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