旅行のモダニズム 大正昭和前期の社会文化変動

赤井正二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779511035
ISBN 10 : 4779511038
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
334p;22

内容詳細

旅行を「大衆文化」へと発展させた原動力を活写する!大正時代の登山ブーム、旅行雑誌・ガイドブックの役割、旅行の産業化等々、旅行の近代化・大衆化を巡る諸相を分析。

目次 : 序 旅行とモダニズムについて/ 第1章 旅行のモダン―大衆化・組織・雑誌/ 第2章 山岳美の発見と旅行団―大正昭和初期の登山ブーム/ 第3章 都市美の発見と「都会趣味」―木下杢太郎の小林清親論/ 第4章 旅行ガイドブックのなかの「見るに値するもの」―『公認東亜案内 日本篇』と『テリーの日本帝国案内』の一九一四年/ 第5章 「趣味の旅行」と「モダン・ライフ」―旅行論の展開/ 第6章 戦争末期の旅行規制を巡る軋轢―『交通東亞』とその周辺/ 第7章 戦後日本を歩く―旅行文化としての「文学散歩」/ 付論1 駅の伝言板―都市コミュニケーションの小道具/ 付論2 木下杢太郎の思想展開におけるジンメルの芸術論

【著者紹介】
赤井正二 : 1951年和歌山県和歌山市生まれ。1975年早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業。1987年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得満期退学。立命館大学産業社会学部助教授就任。1994年同教授昇任。専門、思想史・社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アバチャン さん

    近代登山について知りたくて読んだが、あまり得るものはなかった。大正時代に始まり、その頃から近郊登山もブームになったとのこと。近場の山で見る、盛況だった頃の遺構の理由がよくわかった。また、鉄道事業拡大のために旅行が奨励された、戦争中も衰えなかったことに驚いた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品