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ISBN 10 : 486559289X
Content Description
ホールの音響設計はサイエンスか、テクノロジーか、それともアートか?
ディズニー、エルプフィル、サントリー、Kitaraなど内外の名だたるホールを手がけ、
バレンボイム、内田光子、ツィメルマン、サロネンら巨匠たちが絶大な信頼を寄せる「世界のトヨタ」。
その耳がとらえた“音響と音楽”を語り尽くす!
ウォルト・ディズニー・コンサートホール、サントリーホール、札幌コンサートホールKitaraなど国内外の代表的なコンサートホールを手がけ、世界のマエストロが絶大な信頼を寄せる音響設計家・豊田泰久と音楽ジャーナリスト・評論家の林田直樹が「究極のオーケストラ・サウンドとは」をテーマに徹底討論。
「音がリッチであること。と同時に、音が明瞭であること。リッチなことと明瞭なことっていうのは、反対のベクトルみたいな感じがしますが、実際いいコンサートホールに行くと、両方が備わっているんですよね」
「アンサンブルがよくないとホールがうまく鳴ってくれないし、アンサンブルのクオリティが悪いままでもきれいに聞こえるホールなんてものはありえないわけですよ」
話題はホール音響を超えて、「オーケストラは〈密〉であるべきか」「弦楽器と管楽器の理想的なバランスとは」「指揮者はどうやってオーケストラの響きをつくるのか」などクラシック・ファンなら誰もが知りたいテーマにおよぶ。
豊田とともに理想のサウンドを追い求めてきたマエストロや建築家たちの個性あふれるエピソードも満載。
各章間に置かれた潮博恵によるコラムではホール音響の基礎知識や豊田のこれまでの仕事の数々を解説し、彼がなぜ特別な存在なのかを解き明かす。
【著者紹介】
豊田泰久 : 1952年、広島県福山市生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)音響設計学科で学び、1977年「永田音響設計」(東京)に入社。サントリーホール(1986年完成、東京)、京都コンサートホール(1995年完成、京都)、札幌コンサートホール(Kitara)(1997年完成、札幌)など、国内約70のホールの音響設計を担当。また、2001年から同社ロサンゼルス事務所代表として、「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」をはじめ、海外主要都市で約30のホールの音響設計を担当した
林田直樹 : 音楽ジャーナリスト・評論家。1963年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部仏文学専攻卒業。クラシック音楽を中心に、演劇、美術、舞踊、映画など幅広い分野で著述活動をおこなう。札幌クリークホール・アドバイザー。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。インターネットラジオ「OTTAVA」にレギュラー出演中
潮博恵 : 音楽ジャーナリスト。企業の財務・法務・経営支援に携わってきた経験を生かし、音楽と社会とのつながりをテーマに執筆活動中。お茶の水女子大学文教育学部(音楽学)卒業。法政大学MBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きみたけ
読了日:2024/10/20
qoop
読了日:2024/09/22
Yodo
読了日:2024/05/05
どら猫さとっち
読了日:2024/04/15
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読了日:2025/07/13
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