DV(ドメスティック・バイオレンス)殴らずにはいられない男たち 光文社新書

豊田正義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334031107
ISBN 10 : 4334031102
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
追加情報
:
18cm,212p

内容詳細

なぜ男たちはDVに走るのか。加害者に共通点はあるのか。男たちに暴力をやめさせる手立ては?加害者・被害者双方の生の声を多く集め、様々なケースからDV問題の本質を浮かび上がらせる初めての試み。

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読書メーターレビュー

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  • ゆみきーにゃ さん

    四組の実例を掲載。相手が自分をわかってくれないと暴力を振るうようだけど、親子でも配偶者でも全部を全部理解し受け入れるなんて出来るわけがない。加害者、被害者二者のお話が書いてあるので客観的に読めるためわかりやすい。DVは心の病いだと思う。妻が悪いから殴るしかない。こんな考えしか持てないなんて本当に可哀想。

  • GAKU さん

    4組の夫婦の実例を加害者の夫にスポットを当てて取材したノンフィクション。もちろん被害者である妻への取材もしている。育ってきた家庭環境、夫婦間の事情等色々あるだろうが、どれも加害者側の夫がどうしようもない。男性優位主義、自分の思う通りにならない、仕事のストレス等を妻への暴力で発散しているだけとしか思えない。また哀しい事に被害者である妻が度重なる暴力で、私が悪いから暴力をふるわれるのだと思い始めてしまう。多分DV夫は治らない。妻はさっさと見切りを付けて分かれるのが一番だと感じた。⇒

  • ねこまんま さん

    DVの加害者側の取材ってあまり聞いたことないので興味を持ったがなんのことはない、あまりにもしょうもない男たちの言い訳オンパレードで吐きそうになった。常々、被害者のための支援はあるけれど、加害者を治さなければ問題は解決しないだろうと思っていたので「メンズサポート」なるものが今後もっと広がればいいと思う。何とかしたいと本気で思っているなら、加害者にも手を差し伸べる社会であってほしい。

  • リキヨシオ さん

    DVに悩む4組の夫婦…加害者側の夫4人と被害者側の妻4人がそれぞれの視点から、DVが発生するきっかけ、DVの実態、DV後の夫婦関係、DVへの葛藤が語られる。加害者側の「妻への暴力はよくない」「もう二度と暴力はしない」と誓いながら暴力を繰り返す。被害者側の「夫には私がいないと〜」「夫の暴力は自分にも原因がある」と1人で追い詰められる…両方とも強い理想と現実に苦しみ、加害者側の強い理想の裏には、幼少期に健全な親子関係が構築できず、他人を信頼できないという過去も少なからずある。DVが単純な問題ではないと思った。

  • みなのん さん

    DVしたことを謝ったり、反省する男性もいれば、そうではない男性もいることが分かった。何かと理由をつけて、暴力を正当化するのは理解できず、読んでいて辛くなってしまった。

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豊田正義

1966(昭和41)年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ニューヨークの日系誌記者を経て、ノンフィクション作家に。戦争、犯罪事件から芸能まで取材対象は幅広く、児童書の執筆も手がけている。2014年に刊行した『ガマ―遺品たちが物語る沖縄戦』(講談社)は、厚生労働省社会保障審議会の推薦により「児童福祉

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