航空宇宙軍史・完全版 5 終わりなき索敵(全)ハヤカワ文庫JA

谷甲州

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150312718
ISBN 10 : 4150312710
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
720p;16

内容詳細

完全版シリーズ第1期、完結 太陽系に急接近する射手座重力波源へと向かった観測船ユリシーズが見たのは、汎銀河連合により滅亡の道を辿る人類の姿だった――

【著者紹介】
谷甲州 : 1951年兵庫県伊丹市生まれ。大阪工業大学土木工学科を卒業後、建設会社に勤務。退社後は、青年海外協力隊(ネパール)に参加しつつ、1979年“奇想天外”誌にてデビュー。『コロンビア・ゼロ新・航空宇宙軍史』(早川書房)で第36回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タカシール さん

    一〜四ももちろんスケールは大きいけれども、本作のスケールは超桁違い。そして描写も。これまで通りのハードウェアSFに加えて本作では独特の死生観のようなものがからまってくる。時代が進み、科学技術が進歩しても人が変わらないことを予言している。難しいことは抜きにしてもおもしろいことに変わりはない。

  • 鐵太郎 さん

    昔1996年にこの本が出たとき、どう読んだだろうか。いまこれを読み返してみて、読みやすいストーリー展開のところと共感しづらいところとがくっきりと浮かびあがったのが不思議。航空宇宙軍という、国家国民の軍ではなく自分たちの存在維持のための統制、軍政しか頭にないとしか思われない組織と、軍人としての生以外に何もない軍人たちの何度も繰り返される生き方に違和感あり。とはいえ、これは日本人による一つのSF的到達点といえるのかもしれない。その方向性が自分と波長が合うのか合わないのか、しばらく考える時間が必要かも。

  • duzzmundo さん

    外惑星動乱が終結し、人類は外宇宙へ進出。そこで発見した人類の末裔と思われる汎銀河連合との戦争が今回のメイン。あとがきに「相対性理論の理解がある程度必要」と書いてあるように、ハードSFが苦手なもので前半はちょっとわからないところもありましたが中盤からはおもしろかった。ハードSFからニューウェーブ的なものまで内包した宇宙軍史はこれにて終了。現実も同じようなことが起こってますが、シリーズを通して人類は未知なるものを求め、それと相入れないと常に争いを起こすものとして描かれていました。困ったものです・・。

  • やすお さん

    航空宇宙軍史の最終巻。最後は斜め上の方向に飛んでいってしまう。宇宙と人類が一体化したような物語になり、ちゃんと読まないと振り落とされそうだ。それにしても、シリーズ最初の方は太陽系内の戦争と政治をリアルに描き、本書の「終わりなき索敵」では異次元の宇宙空間やサイバー空間のようなところを舞台にする。とても同じシリーズの作品ばかりだしとは思えない。たくさんの登場人物や場所が出てきて、とっちらかる感じになるのかと思いきや、最終的には一本の筋が通り、壮大な歴史が語られる。見事な作品だ。

  • くま さん

    シリーズのラストを飾る作品としては、好き嫌いが分かれたのではないかなぁ。再読なんだけど、細部はすっかり忘れてましたので、初読のときはピンとこなかったんだろうなぁ。でも、ちゃんと航空宇宙軍史ですよね。読了後に、タイトルがぐっときますね。

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人物・団体紹介

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谷甲州

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年『白き嶺の男』で第15回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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