老舗酒蔵のまかないさん 二 秋風薫る純米酒とほくほく里芋コロッケ 富士見L文庫

谷崎泉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040746449
ISBN 10 : 4040746449
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;15

内容詳細

響の酒蔵は三百年続く老舗。苦境が続いていたが、夏にはついに大手ホテルとの取引が実った。美味しい料理で背を押してくれた三葉や杜氏と喜びを分かち合うも、季節は酒の仕込みが始まる蔵の繁忙期に。三葉は、泊まり込みで働く杜氏や響のため、はりきって季節の食材も使って食事を準備する。昆布締めの刺身、七輪焼きのバター醤油椎茸、里芋コロッケ…。三葉のまかないに励まされ、旨い酒造りに勤しむ蔵の従業員たち。その多忙な最中、響に百貨店への出品や取材の打診が舞い込み―?

【著者紹介】
谷崎泉 : 1月9日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タイ子 さん

    シリーズ第2弾。老舗酒造の江南酒造はまだまだ借金が残るものの取引先も増え順調に売り上げUP。山奥から出てきたお手伝いの三葉。ファックスも知らない、でもおまじないをかけると当たりくじも出て来る。不思議な世界の謎の女の子。今回はデパートでの催事出品やらWEBサイト、雑誌の取材やらで酒蔵を総出で宣伝。微に入り細に入り、酒の仕込みがこれでもかと語られるのが下戸な私にも興味深い。三葉のサンタの存在を信じるピュアさに思わず頬がゆるむ。今回も美味しそうな料理が次から次へと。何やら不穏な予感のラスト、続編が楽しみ。

  • ぶんこ さん

    三葉さんの可愛さ、健気さにページが進みます。秋田さんの一生懸命さも立派で、一緒に働く塚越さんも高階さんも時を忘れて頑張っています。皆の努力が少しずつ報われていき、売り上げも順調。取材も複数入って、先にあかるいひがともってきました。堅物の中浦さんが選んだフリフリのエプロンがいかにもで微笑ましい。お酒が飲めないので、蘊蓄はちんぷんかんぷんですが、秋田さんの勉強熱心には頭が下がります。それを認めて評価し、秋田さんに独自の銘柄を考えるようにという響さんが素晴らしい。それだけに失踪した兄からの電話が怖い。

  • Nyah さん

    三百年続く老舗江南酒蔵は環が経営に失敗し失踪。父が亡くなり兄が失踪、響は母親の為に実家に戻った。酒蔵は倒産間際で資産整理し何とか生き残った。江南家に三葉が来て、夏に大手ホテルとの取引が実った。今回は酒の仕込みが始まる蔵の繁忙期、三葉は、泊まり込みで働く杜氏や響のため、季節の食材を使った食事を出す。酒にあった肴‥昆布締めの刺身、七輪焼きのバター醤油椎茸、里芋コロッケ、クリスマスのご馳走!何でも美味しそう😋。そんな中、百貨店への企画出店の話や、偶然会った響の先輩から、取材の話、料理雑誌からの取材依頼。快進撃😊

  • み さん

    さくさくと♪三葉さんがキュートです(^^)お話も、ほっこりするし、元気が出たような気がしますよ。今作の最後の不穏な感じも、三葉さんのおまじないが効くことでしょう。当りが出たのに…、って件にニマニマ。このシリーズむっちゃ好みです。

  • よっしー さん

    少しずつお酒が認められ、百貨店の催事にも出る事に!! 穴埋めとは言え、そこでのチャンスを物に出来ているので、今後の発展が楽しみな酒蔵です。三葉の純粋な所、座敷わらしとして頑張っているのに空回りしてしまう所も可愛くて…応援したくなりますね。酒蔵の面々も新しく仕込みが始まり、大変なのに楽しそうで…こんな人間関係に恵まれた職場で働きたいです(笑

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谷崎泉

1月9日生まれ。日常のかけがえのない時間を繊細にしてユーモアのある筆致でえがく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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