犬を飼う そして…猫を飼う 書籍扱いコミックス単行本

谷口ジロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091792563
ISBN 10 : 4091792561
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
192p;21

内容詳細

犬と猫を愛するすべての人に

著者の実体験を基に、老いた愛犬の死までを丹念に描いた『犬を飼う』。そして、愛犬の死後、行き場をなくしてやってきた猫たちとの生活を描いた『そして…猫を飼う』。本シリーズに加え、谷口氏が犬と猫との生活を描いた珠玉のエッセイ『サスケとジロー』(全16000字超)、谷口氏の後期犬まんがの傑作『百年の系譜』を収録し、1冊丸ごと、犬と猫を題材とした作品集としました。

発表時に大反響を呼び、知る人ぞ知る名作として読み継がれる感動傑作、決定版としてついに登場!!


※本書は『犬を飼うと12の短編』(小学館)収録作品の一部を抜粋し、エッセイを加えて再編集した新装版となります。刊行にあたり、すべての原稿を新たに製版し、カラー画稿はすべて4色印刷にて収録、名作『犬を飼う』シリーズの決定版となります。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nonpono さん

    噂には聞いたが噂以上でした。犬や猫、いや全ての動物と暮らしたことがある人には、沁みるのでは。家族としての愛犬との夢のような薔薇色の日々、何気ない日常が輝く、愛おしくなる日々よ。家族との会話も増え、何でも犬中心になっていく。もう1人じゃ泣けない。涙って味が確かにするのかな。頬に伝う涙を懸命に舐める愛犬を眺めるだけで、自分の悩みや悔しさが溶解していく。だけど、やがて訪れる別れ。一期一会の人生、君がもたらしてくれたものがありすぎるよ。本書、キャッチボールの話も素晴らしい。わたしもキャッチボールがしたくなった。

  • 読特 さん

    「毎日散歩」「糞尿処理」「旅行に行けない」・・飼う前の甘い想定。でも、いつかそれが楽しみになる。しかし、どうしても克服できないこと、それが看取り。実話を語ったエッセイの中では、後から飼った猫三匹が先に逝く、前足に障害を持ったサスケが長く生きた。飼われたことが幸せだったろうか?そして、犬も逝く。その死が生み出した作品「犬を飼う」。日に日に弱っていく”タム”。寝たきりになりやせ細る。思い浮かぶのが若き元気なころの姿・・。ペットを飼うのは、人生の様々な出会いの凝縮図。いつかは誰もが死を迎える。そして、猫を飼う。

  • drago @地震対応中。 さん

    ペットを飼うと必ずやってくるのが「死別」。経験があるだけに、よく理解できる。 ◆犬を見送り、代わりにやって来たネコが妊娠していて、賑やかな家族ができる。 ◆我が家のチワワも雌なので、家族が増えると楽しいかなぁと思ったり、家族が増えると予防接種等々に金がかかるなぁと躊躇ったり…。 ☆☆☆

  • 本木英朗 さん

    老いた愛犬を看取った。そして……行き場をなくした猫がやってきた!という話である。短編集だけれど超面白いし超悲しぜ。これはもう、谷口ジロー先生にしか描けないよねえ。またみようと思う。

  • saga さん

    本書のタイトルとなった2作品は、それぞれ読切として描かれた……とあとがきのようなエッセイを読んで、その短さに驚くほど濃い作品だと再認識した。仔犬から飼いはじめ成犬、老犬、そして犬を看取るまでを追体験し、最後は涙が流れた。動物を「飼う」と言うが、実際は作者が言うとおり「暮らす」のだ。我が家も保護施設から猫を1匹、そして、畑に捨てられた猫を1匹(当時は3匹が捨てられ、2匹は里親に引き取られた)と暮らしている。大変な時もあるが、癒されることの価値は計り知れない。

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人物・団体紹介

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谷口ジロー

1947‐2017。鳥取出身。1970年代より青年コミック誌を中心に活動。『犬を飼う』で小学館漫画賞審査委員特別賞、関川夏央との共作『「坊っちゃん」の時代』で日本漫画家協会賞優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞等を受賞。1990年代半ばに『歩くひと』がフランスで紹介され、以後『遙かな町へ』、『神々の山嶺

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