歩くひと 完全版

谷口ジロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091793362
ISBN 10 : 4091793363
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
200p;26

内容詳細

NHKTVドラマ化原作、完全版で登場!

フランス文化勲章シュヴァリエ受章の漫画家・谷口ジロー氏が、世界に「発見」されることになった名作が、初の全エピソード収録&カラーページ再現の完全版として登場!

本作は2020年4月〜2021年3月まで、NHK BS4K8Kにて初のテレビドラマ化がなされ、大好評放送中です!(主演:井浦新、田畑智子)

今回の完全版では、以下の3点が大きな特長です。

★初のB5サイズで刊行。製本は喉元までしっかり開く「コデックス装」を採用し、緻密な描き込みを堪能できる仕様に(カラーページも完全再現)。

★2011年にLOUIS VITTONが刊行した「TOKYO CITY GUIDE2011」に描き下ろされた『歩くひと』の特別編を初邦訳・全世界で初めて単行本に収録。

★映画監督・是枝裕和氏による書き下ろし寄稿文を収録。

驚くほど精緻に描かれた原稿をゆったりと堪能できる、美しく奥深い本に仕上がりました。

『孤独のグルメ』(原作:久住昌之)にも連なる作品世界をご堪能ください。

【編集担当からのおすすめ情報】
街や土地、風景の中を歩き、観察することによって、見えてくる世界がある…
その感覚を漫画でいかに表現するかに挑んだ意欲作の完全版が、TVドラマ化を機に登場です!

今回、原稿はすべて最新技術で新たにスキャンを行い、用紙や出力線数にもこだわりました。初のB5サイズの大判での刊行により、過去の単行本で読まれたことがある方にも、新たな発見と余韻をお届けできると思います。

4K8K放送のテレビドラマと拮抗するような本を目指しました。
発表から30年を経ても色褪せることのない、至高の漫画表現をお楽しみください。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら さん

    ちいさな文庫本で持っている本なんですが、図書館で豪華なこの本を見つけてうっとり。素晴らしい紙質、フランスで出版されたものはフルカラー。巻末には連載当時の作家のことばが掲載されていて、ああ!やっぱりあのおはなしは彼の実体験だったんだ!と気づけたり。素晴らしい一冊です。装丁も素敵で、おさえていないでもずっと開いているデザインです。他にもあるのかな…?

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    NHKドラマの原作として紹介されているけど、読了して「これ、ドラマになるのか?」と思った。セリフもほとんどなく、まるで谷口氏の代表作『孤独のグルメ』から食事シーンを省略したような、起伏のない静謐な情景が綴られている(時に主人公がエキセントリックな行動に出ることもあるが)。それでもしっかり楽しめるのが、この作品の凄さだと思う。精緻な作画で「取るに足らない風景」が丁寧に描かれ、不思議な安心感が感じられる。歩くことはいい、歩くことは楽しい(本の帯のコピー)。本当にそう思える。

  • ぐうぐう さん

    本書に寄せられた是枝裕和の書き下ろし寄稿文に、こんな一文がある。「2004年に『誰も知らない』という映画を撮って海外の映画祭を頻繁に回るようになって以降、特にヨーロッパで、中でもフランスで「タニグチジローを知っているか?」「君はタニグチが好きだろう」「映画化するつもりはないか?」と、期待を込めた熱い眼差しを向けられることがあまりにも多くなったので、そこまで言うなら、と買って読んでみた。読んで、見事にはまってしまった」(つづく)

  • Roko さん

    郊外の一戸建てに引越してきたばかりの夫婦、この家の縁の下から出てきた犬を「飼おうか」「そうだね」と飼うことにしたり、仲がよさそうな雰囲気です。旦那さんは歩くのが大好きで、会社帰りに1駅前で降りて歩いてきたり、郵便局へ行ったついでに商店街をぶらぶら歩いたり、いろんな建物や人や植物や動物に出会うのが好きなのです。 野鳥に興味を持って図書館へ調べに行ったり、町にある富士山に登ったり、犬と一緒の散歩も、一人での探検も楽しそうです。何気ない日常を過ごすことって、とても幸せなことなんだなぁて思えてきます。

  • 本木英朗 さん

    日本の漫画家のひとりである、谷口ジローの短編集のひとつである。「第1話 鳥を見る」から始まって、「第17話 海を見に来て」まで全部面白かったなあ。さらにヨーロッパの出版社から谷口さんにお願いがあっての2編も収録。こちらもさすが谷口ジローだぜ!という感じ。またいつか読もうと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

谷口ジロー

1947‐2017。鳥取出身。1970年代より青年コミック誌を中心に活動。『犬を飼う』で小学館漫画賞審査委員特別賞、関川夏央との共作『「坊っちゃん」の時代』で日本漫画家協会賞優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞等を受賞。1990年代半ばに『歩くひと』がフランスで紹介され、以後『遙かな町へ』、『神々の山嶺

プロフィール詳細へ

谷口ジローに関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品