江青に妬まれた女 ファーストレディ王光美の人生

譚ろ美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140811115
ISBN 10 : 4140811110
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
譚〓美 ,  
追加情報
:
20cm,253p

内容詳細

中国共産党首席・毛沢東夫人の江青。中国国家主席・劉少奇夫人の王光美。文化大革命の渦中におかれた二人の関係から、栄光と悲劇の人生を、気鋭の作家が鮮やかに描き出すドキュメント。

【著者紹介】
譚〓美 : 東京都生まれ。本籍中国広東省高明県。慶應義塾大学文学部卒業。同大学講師、中国広東省中山大学講師を経て、著述活動に入る。現在はアメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • こぽぞう☆ さん

    図書館本。文化大革命を理解するのに非常に良い。生き延びた被害者の肉声。江青との確執はあったにせよ、毛沢東の思想も確かにあったのだろう。ケ小平が生き残ったのは何があったのか気になる。

  • ゆき さん

    「上海の紅い薔薇」からのこの本はとても分かりやすいです。毛沢東改めて大嫌いです。この夫婦最悪!!最低。満州事変からの蒋介石の国民党と毛沢東の共産党との鬩ぎ合いを時代順に毛沢東の右腕だった劉少奇夫人目線で追っています。まあ毛沢東婦人の江青の悪女ぶりったら九尾妲己も西太后もびっくりですよ。気に入らないから牢獄に入れる。無実の罪で貶めるが常で毛沢東も黙ってるし、やりすぎで毛沢東がたしなめる時にはもうすでに一族離散で死者多数ですよ・・・。劉少奇夫人も投獄12年の記憶があまりの仕打ちで抜け落ちているという(涙)

  • アネモネ さん

    NHKで吊し上げにあっている映像を見た。江青との対比。恵まれた上流階級のお嬢さんが劉少奇に見染められ、激動の人生。妬みという感情は、とてつもない暴力に繋がりうる。

  • うにこ。 さん

    最近劉少奇が気になってたので、そこから流れて彼女にも興味を持った。彼女の視点から振り返る文革とその人生という構成で、その文体からか、最初に現在の穏やかな暮らしを営む彼女の姿を見せるという構成からか、読み終わっても後味は悪くないのがとてもありがたい。 けれど内容が内容なので、読むに耐えない出来事も勿論記されているのがつらい。救いは、作者が終始彼女を尊重していたわりながら書いているのがこの本全体から分かること。王光美さんに焦点を当てているから、文革という大きな事象を把握するためには物足りないのが残念だけど。

  • 1131you さん

    昔読んで面白かったのを思い出して読んだけど前回と少し印象が変わった。冷たく策略を巡らせる夫婦としては冷え切った毛沢東・江青、慈愛に富み賢く家族愛に満ちて逆境にあっても気高く強く劉少奇・王光美。ただ1人生き残っている王光美は凄惨な過去にも拘らず江青の批判は口にしない。あまりに美しい構図。本人のインタビューなので一方通行なのは当然か。江青側のことも読もう。王光美が凄く素敵な女性に描かれてるのにちょいちょい「共産主義万歳」みたいなこと言ってて少し笑える

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品