〈むなしさ〉の心理学 なぜ満たされないのか 講談社現代新書

諸富祥彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061493728
ISBN 10 : 4061493728
フォーマット
出版社
発行年月
1997年09月
日本
追加情報
:
18cm,212p

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    おお〜。おお〜。と何度も納得した。暇とは違う虚しさの正体をなんとなくからしっかりとした言語化され昇華させることによって開かれるものがあった。

  • ヨミナガラ さん

    “フランクルは、このケースについて、次のようなコメントを加えている。/この患者は、いかなる辛さや苦痛にも耐えぬいた。そればかりか、人生の最期の数時間にでさえ、さりげない言葉でまわりの人を思いやる気持ちを失わなかった。これは〔…〕人間としての無比の業績である。/最期の数時間におけるこの患者の姿に、まさに「態度価値」が実現されている。〔…〕人生から「なすべきこと」「実現すべき意味」がなくなることは、ありえない。〔…〕「意味」は必ず送り届けられていて、その人に発見され実現されるのを「待っている」のである。”

  • 雲をみるひと さん

    90年代に書かれた本。取り上げられているトピックは流石に古さを感じるが、根本的に不変のテーマということもあり、今読んでもさほど違和感は感じない。事例が多く紹介されている前半はわかりやすいが、哲学的な後半は正直わかりにくさを覚えた。自分の体験も曝け出しており、作者にとっては意欲作だったのだろうが…

  • yuki さん

    読んでいて思ったのは、私は自分と向き合いすぎ・悩みすぎかも?まぁ、マイナスな部分もあるがプラスな部分もあるということで。。(笑)そして私はむなしさを、読書をすることで解消している気がした。著者は、私が漠然と抱いていた気持ちを言葉で表現してくれているので読後感は爽快だった。15年近く前に書かれたとは思えない。つまり、私はこういう時代に生まれ、生きているのだなと思う。「意味発見」を助けるために、「何をしたいか」ではなく「何を求められているか」を自分に問うというのは無かった考えなので、いいものを得られて嬉しい。

  • 白義 さん

    どれほど豊かになっても、むしろ時にそうであるからつきまとうむなしさ、虚無感。人生の意味を見失ったという感覚から生まれる依存や過激化を避け、むなしさから抜け出すためにフランクル心理学、トランスパーソナル心理学の考え方を紹介している。むなしさに囚われたときこそ、そのむなしさに徹底的に付き合い、逆に自分への問いかけにするべきだと唱え、世界とつながりを取り戻すことによる回復を訴えている。終わりなき日常のフラットな苦痛が一大テーマだった90年代感溢れる本。癒しっぽさが苦手でなければ良書

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諸富祥彦

1963年生まれ。明治大学文学部教授。筑波大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。臨床心理士、公認心理師、日本トランスパーソナル学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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