「間合い」とは何か 二人称的身体論

諏訪正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393373316
ISBN 10 : 4393373316
フォーマット
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
262p;20

内容詳細

“臨機応変”を科学する。野球、サッカーから、何気ない会話まで、「間合い」は至るところに存在する。変化する状況のなかで、私たちは何を体験しているのか。主観と客観の壁を乗りこえ、「人間らしさ」に迫った知能研究の最先端。

目次 : 序章 「間合い」という現象をどう捉えたいか?/ 第1章 タイミングを合わせる―野球の打者の間合い/ 第2章 相手のふるまいに寄り添う―日常会話の間合い/ 第3章 ボールへの到達時間を予測する―サッカーの間合い/ 第4章 溶け込んでいく―フィールド研究の間合い/ 第5章 居心地を感じる―建築空間での間合い/ 第6章 モノになる―歯科診療の間合い/ 第7章 他者の身体を取り込む―柔術の間合い/ 終章 間合い研究の本質

【著者紹介】
諏訪正樹 : 慶應義塾大学環境情報学部教授。工学博士。生活における様々な学びを「身体知」と捉え、その獲得プロセスを探究する。自ら野球選手としてスキル獲得を行う実践から、学びの手法「からだメタ認知」と、研究方法論「一人称研究」を提唱してきた

伝康晴 : 千葉大学大学院人文科学研究院教授。博士(工学)。日常のことばとコミュニケーションを対象に、統計モデルから微視的相互行為分析・フィールドワークまで、多様な方法論を駆使して、分析している

坂井田瑠衣 : 国立情報学研究所情報社会相関研究系特任研究員。博士(学術)。多様な場面におけるコミュニケーションを映像に収録し、人々の言語的および身体的なふるまいを微視的に分析している

高梨克也 : 京都大学大学院情報学研究科研究員。博士(情報学)。話し合いや協同作業、サッカーなど、広い意味での対面コミュニケーションを社会と心理の両面から分析している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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