世界のじゃがいも料理 南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ

誠文堂新光社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416615935
ISBN 10 : 4416615930
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;25

内容詳細

世界でもっとも愛され、食べられている野菜といえば「じゃがいも」。南米・アンデスで生まれたこの野菜は、新大陸発見とともにヨーロッパに渡り、アジアへと広まりました。荒れた土地でも育ち、収穫が早く、しかも栄養が豊富。決して派手な存在ではないけれど、ある国では主食として、そしてそれぞれの国で食卓になくてはならない食材として確固たる地位を築いています。そんなじゃがいものルーツをたどりながら、各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介します。
日本で評判の高い各国の専門料理店のシェフや料理研究家による多彩なじゃがいもレシピを美しい写真とともに収録。現地で欠かせない食材や調味料、またその料理のルーツや名前の由来など、背景にあるストーリーも紹介します。
現地取材も豊富。じゃがいもの種類が300種とも4000種ともいわれる原産国ペルーでは、年に一度のじゃがいも祭りを取材。ペルーからヨーロッパに最初にじゃがいもが渡ったとされるスペイン、ポルトガル。じゃがいもを主食といってよいほどよく食べるポルトガルでは、市場や家庭のじゃがいも料理を取材。
また、じゃがいもで食糧難を乗り切ったアイルランドでは、じゃがいも農家取材と、パブやレストランのじゃがいもの付け合わせのスタイルなどを紹介。すべてのじゃがいもラバーに捧ぐ、じゃがいも料理本の決定版。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
「これは目新しい!」というようなレシピは...

投稿日:2021/06/28 (月)

「これは目新しい!」というようなレシピはあまりありませんでしたが、じゃがいもが世界のあちこちでこんなにも愛されて食べられていることが知れて良かったです。

toko さん | 愛知県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • seacalf さん

    むふう、これは美味しそうだこと。世界中のじゃがいも料理の紹介だけでなく、各国のお国柄を感じさせるエッセイと紹介写真もたっぷり。ヴィシソワーズが実はニューヨーク生まれだったり、腸詰めならぬ胃詰めソーセージを紹介していたり、マリー・アントワネットの帽子や髪飾りにじゃがいもの花を飾らせ人気に一役買わせたりと各国のこぼれ話が面白くて上質な旅番組を見ているような気分。アイルランド料理は殆ど食べたことがあった。ベラルーシ料理がとても美味しそうなので『ミンスクの台所』に行ってみたい。世界は広い!食べたい料理も沢山!

  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙 さん

    妹家族が育てたじゃがいもで、美味しい料理を!世界に羽ばたく様に。の一言から手に取る一冊。まずはドイツ料理のカルトッフェルザラト、カルトッフェルン、基本のジャーマンポテトを習得しよう。アイルランドのクラムチャウダー、フランスのポテト料理の麗しい事。。貴婦人に変身!牛肉赤ワイン仕立てにグラタンドフォノア。ヴィシソワーズもね。イタリアのニョッキ!ジェノベーゼ!魚と芋トマトのオーブン焼き。ギリシャのムサカの芋と茄子ひき肉重ね焼きに涎が。ベルラーシの芋と茸の重ね焼きバブカ、モロッコのタジン鍋も食べたい。幸せ。

  • たまきら さん

    じゃがいもの歴史に忠実な流れで紹介されているのが楽しい、旅行している気持ちになれる美しいレシピ本です。原産国の美しい風景や面白い在来種に満ちた市場の写真にウキウキしました。スペインやポルトガルも良かったけれど、なんといっても書いた人の情熱を感じたのがアイルランド!しかもすごく美味しそうで、北海道の人が「いや、別に同じ品種を関東で作っても同じ味にはならないよ?」と語るそのまんまでアイルランドのジャガイモを自慢しているのが微笑ましかった。ギリシャのタラモ、恥ずかしながら知らなかった!学ぶことが多い本です!

  • Rie さん

    じゃがいもが好き。レシピ本ではあるけれど目から胃袋を満たすくらい美味しそうなじゃがいも料理たち。カタカナの料理名は覚えられないけれど、タラとじゃがいもの組み合わせっていいかも。簡単な材料でできるモノは試したい。あとはもう誰か作ってくれないだろうか。

  • 更紗蝦 さん

    じゃがいもを使った海外の郷土料理を紹介するだけでなく、じゃがいもを通して世界の歴史や文化も見ていくというコンセプトなので、単なるご当地グルメレシピ集で終わっていません。じゃがいもの普及の背景には「人類の移動の歴史」と「飢餓の歴史」があり、人類の存続を左右してきた食材であることが分かります。巻末の取材協力店の紹介は各店舗の雰囲気がすごく伝わってきてシェフへのリスペクトが感じられますし、この手の本には珍しく絵画クレジットまで載っているという几帳面さです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品