「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出

角野栄子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041072363
ISBN 10 : 4041072360
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
追加情報
:
261p;19

内容詳細

84歳の今も、私は「現在進行形」。人生のお手本にしたい!『魔女の宅急便』を生んだ優しさとユーモアにあふれる日々。キセキの作家、待望のエッセイ集!

目次 : 第1章 父母娘/ 第2章 魔女/ 第3章 旅/ 第4章 なつかしい日々/ 第5章 本とことば/ 「2018年国際アンデルセン賞作家賞」受賞スピーチ

【著者紹介】
角野栄子 : 東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人3人目として受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シナモン さん

    チャーミングでユーモアたっぷり。憧れます。「不幸と思えるものにもきっとなにがしかの贈り物はある」覚えておきたい言葉。

  • ひさか さん

    2019年9月角川書店刊。54編のエッセイと国際アンデルセン賞作家賞受賞スピーチとあとがき。エッセイの主軸が、全て同じで、ブレが無いというか、ひとつのことを追う姿勢が美しい。というか、そういうエッセイで、統一したということなのかもしれません。

  • AKIKO-WILL さん

    図書館本:魔女の宅急便の作者のエッセイ!ブラジルに住んでいた事。それがきっかけに先生から本を書いてみたら?と言われたのが今の角野栄子さんの原点かな。昔の思い出がたくさんあり、それが角野栄子さんの人となりが分かりますね。

  • はるき さん

     見たもの読んだもの、感じた物全てをスポンジみたいに吸収して作品に昇華させる。生粋の作家さんだ〜。魔女の宅急便が大好きで、しかもジブリ作品から入った私ですが、原作にある深い洞察も忘れられません。自立した生き方も含めて憧れます。

  • くみ さん

    2019年読み納め。角野さんの個性、エッセンスがキラキラ光るエッセイ集。魔女について「さかいめの存在」だという。状況によって「正」にも「悪」にもされてしまう危うい立場。その記述から「正」とか「悪」って誰が決めるの?という角野さんの強いメッセージが伝わってくる。また幼少期の思い出、特にお母さんを早く失くしたこと、そしてお父さんとの思い出は、角野さんの幸せになる力の強さを感じる。そして戦後、ブラジルに2年間移住したりしてたのですね!行動力、柔らかさと強さが混ざり合ってる角野さん。それが既に魔法なのかも。

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人物・団体紹介

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角野栄子

1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学卒業後、出版社勤務。24歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて―』で作家としてデビューする。以来、数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、野間児童文芸賞

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