一歩進めて能鑑賞 演目別にみる能装束

観世喜正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473031914
ISBN 10 : 4473031918
フォーマット
出版社
発行年月
2004年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
95p;30

内容詳細

観世流矢来観世家の後継者が、演能で用いる30曲の能装束を着て特別撮影。著名な演目の装束の写真とともに、演目の要点、装束の見どころ、演者の工夫などを解説。あわせて、正田夏子氏が装束の基礎知識を紹介する。

【著者紹介】
観世喜正 : 能楽師、観世流シテ方。昭和45年、東京・神楽坂の矢来能楽堂(観世九皐会)当主・三世観世喜之の長男として生まれる。父に師事し、ともに全国各地および海外での演能や、門弟の育成にも多く携わる。平成7年に若手能楽師5名で演能グループ「神遊」を結成。より広い世代への能の普及活動に積極的に取り組んでいる

正田夏子 : 昭和39年生まれ。出光美術館、根津美術館勤務を経て現在、武蔵野美術大学、早稲田大学講師。専門は日本工芸史(能、狂言など古典芸能の染織)

青木信二撮影 : 昭和20年生まれ。立教大学卒業。写真家安東紀夫に師事。現在、国立劇場勤務。日本写真家協会会員。平成13年「世界観光機関(WTO)大阪総会」の記念切手、平成16年人形浄瑠璃の「世界無形遺産」登録記念、「人形浄瑠璃文楽七宝章牌」などの図柄に採用された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 井月 奎(いづき けい) さん

    能は好きですが、なにを言っているのかあまり聞き取れません。そこに美しいものが隠されているのは感じるのですが、知識不足のため踏み込めない。ううむ。『花筐』『葵上』『紅葉狩』などが好きですねえ。で、観ていて思うのが、不自由に不自由にと演者を追い込む仕掛けがあり、面と装束はその最もたるものに見えますが、その不自由さを受け入れて松前で舞うシテの迫力と美しさはちょっと並ではないです。そこにはなにか意味があるのだろうと。で、この本を手に取りました。演者の一言が生々しかったりして面白いですし、ただ単に見ていて綺麗。

  • 京香 さん

    能とか寝てしまうし聞き取れないし動きないし(つまらない!)…あ、でも和の独特の衣装の華やかさとか良いよね、好きだよって方は一度読んでみると面白いかもしれません。学科のレポート資料のために読んだのですが、カラー写真多めで、あらすじと演者さんの一言付きで読み物としても面白かったです。そして何が良いってさくっと読めること。ただでさえ敷居が高いと思うものなのに、知識を入れるものまで小難しかったら伝統も何も無いよと思ってしまうタイプの人なのですが、値段以外は手に取りやすいものだと思います。

  • 蘇芳 さん

    資料として購入予定。面って不思議。素顔と合わせてみると被らないほうが無表情に見える。

  • tama さん

    図書館本 知合いからのオススメ。へえ〜が一杯。@きちっとした形の着付けは明治以後で、江戸時代、上着は羽織るだけでゆったりした衣装だった。A着付けた形を上演中保持するために着るたびに糸で縫い付ける!B赤色の使い方、平家と源氏の烏帽子の傾け方、片肌脱ぐ意味、鬼女が持ってるT字の棒は叩くための杖。鞍馬天狗の羽団扇の羽根は天然記念物の羽根!赤い髪のかつらの毛はヤクの毛! こういう話聞くのが好きなんだよなー

  • はる さん

    写真が美しい。また演者の解説が面白く分かりやすい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

観世喜正

能楽師、観世流シテ方。昭和45年、東京・神楽坂の矢来能楽堂(観世九皐会)当主・三世観世喜之の長男として生まれる。父に師事し、観世九皐会を中心に、「能楽・神遊」「のうのう能」「喜正の会」「能の旅人」などの公演に積極的に取り組んでいる。国内各地およびシンガポールなど海外での指導や演能にも多く携わる。慶應

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品