“現実”とは何か 数学・哲学から始まる世界像の転換 筑摩選書

西郷甲矢人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480016904
ISBN 10 : 4480016902
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
田口茂 ,  
追加情報
:
272p;19

内容詳細

「現われの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追究した画期的試論。

目次 : 第1章 実体から不定元へ―「量子場」概念の根本的再考(「場」とは何か―二重スリットの実験から/ 粒子も場も実体ではない―真に現われているものへ ほか)/ 第2章 「数学」とは何をすることなのか―非規準的選択(数学における非規準的選択/ 非規準的選択と普遍性 ほか)/ 第3章 「現われること」の理論―現象学と圏論(現象学における「変わらないもの」/ 圏から「同じもの」へ ほか)/ 第4章 置き換え可能性から自由へ―現実論のポテンシャル(再び置き換え可能性をめぐって/ 「私」―「自己」の問題 ほか)/ 第5章 “自由”から現実を捉えなおす―決定論から非可換確率論へ(決定論を吟味する/ 因果のなかでの自由―現実の一般構造 ほか)

【著者紹介】
西郷甲矢人 : 1983年生まれ。長浜バイオ大学バイオサイエンス学部准教授。専門は、数理物理学(非可換確率論)。京都大学理学研究科(数学・数理解析専攻)博士後期課程修了。博士(理学)

田口茂 : 1967年生まれ。北海道大学大学院文学研究院教授、同大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)センター長。専門は、西洋近現代哲学(特に現象学)など。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、同研究科博士後期課程にて単位取得後、2003年ドイツ・ヴッパータール大学にて哲学博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

西郷甲矢人

1983年生まれ。数学者(長浜バイオ大学教授)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品