小野寺の弟・小野寺の姉 幻冬舎文庫

西田征史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344422513
ISBN 10 : 4344422511
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
237p;16

内容詳細

早くに両親を亡くし一軒家でずっと一緒に暮らす、小野寺進(33)と小野寺より子(40)。お互いのことを心から思いやるあまり、不器用な言動ばかり出てしまう。ある日、そんな二人の元に誤配送の郵便が届く。その手紙を契機に弟と姉それぞれの恋と人生が動き始める。最注目のクリエイターが描き出す“ありがとうの香り”に包まれた、笑顔と涙の“姉弟の物語”。

【著者紹介】
西田征史 : 1975年東京都生まれ。2008年公開の「ガチ☆ボーイ」にて初めて映画脚本を手がけ、本格的に映像作品の脚本執筆を始める。以降、TVドラマをスタートに映画化された「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」など大ヒット作を手がける。その他に舞台演出なども行い、いま最も注目されているクリエイター。『小野寺の弟・小野寺の姉』が小説デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆ これ読む前が「君とくらせば」を読んでまして兄と妹の話だったんですが、本作品は姉と弟の話。どちらも2人だけで暮らしていて本当に仲が良いという非常に似通った設定のものを連続で読んでみました。前者はほんわか、後者はじんわり。この違いの説明は難しいなあ。まあとにかくガサツで気の強い姉なんだけど家庭的で料理の上手な弟思いの姉がメインの素晴らしくいい話です。これもラストはちょっとだけ涙腺注意です。話は変わりますが「ひつまぶし」って今だに「ひまつぶし」に見えてしまうのは当方だけじゃないですよね。

  • Shinji さん

    姉ではありませんが、私にも兄弟がいます。会うことも少なくなりましたが、色々な部分で相手を思い遣る気持ちに偽りはありませんね。 大きく派手な動きのないお話ですが、読後はじわりと温かさが沁みてきました。より子にしても、進にしても、深く相手を思うが故に不器用になってしまう。浅野さんの言動は、そうなんだろうと思いますが、流れを止めなかったより子の潔さは天晴れの一言です! そのより子をずっと見てきた進のプレゼントと、やり取りが二人の思いやりの全てですね♪

  • hirune さん

    一緒に育って同じ時を共有する「きょうだい」。親よりも近い存在なのかもね。お互いを支え合い気遣いあって暮らしてきた小野寺さんの姉弟の思い合う心は強くて暖かい。大笑いしたり物悲しくなったり、忙しい本でしたよ☆浅野さんなんて振られてしまえばいいのに!とか思っちゃいました。お姉ちゃん、もっと若いうちに前歯はなおしておけばよかったのになぁ…。

  • chimako さん

    姉はいりさんと弟向井理。どうしてもその二人が目の前をちらちらする。はいりさんの『グアテマラの弟』も浮かぶ。なんて微笑ましい二人だろう。恋人に「私とお姉さんとどっちが大事なの?」なんて聞かれるくらい弟にとって姉はかけがえがない。嬉しい事があって誰に話したいか……弟しか思い浮かばない姉。“ワンデーの人”とは上手く行かなかったお姉さんに誕生日祝いを渡す弟に泣けた。笑えるシーンなのに涙が止まらなかった。映画でもきっとみんな笑いながら涙を拭いていたんだろうな。観たい映画がまた一本。

  • はる さん

    読み友さんのおすすめから。姉と弟のほのぼのとした愛情が良かったです。会話が無くても成立する姉弟の絶妙の距離感、あ〜分かるなあ。家族ってそういうもの。おねえちゃんが泣いてしまった後の、ふたりのさりげない優しさが好き。最後はちょっと切ないけれど、二人とも幸せになって欲しいです。

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西田征史

学習院大学法学部法律学科卒業。脚本家。演出家。映画・ドラマ・舞台など幅広く脚本を執筆

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