西村賢太 レビュー一覧
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投稿日:2021/07/04
2018年6月から2年間の「日乗」。 この期間の著者の動静で興味があるのは、昨年新作小説が一冊も刊行されなかった理由と、2020年春からの著者の生活。 前者は師である藤澤清造関連の仕事や調べものをしていたためったためであり、「サナギマン」になっていたのではなかった。著者にとっては、自らの創作よりも優先すべき事項である。それにしても、2019年の夏の首痛によって仕事がはかどらず、月刊誌の連載を中断していく様は痛々しい。 後者については、著者は変わらない日々を過ごしているのではと想像していたが、ほぼ日課となっているサウナが営業していないため、銭湯に行ったり、マスクが手に入らず往生したり、意外と大変そうだった。編集者は呑みに行くだけでなく、こういう時に助けてあげないのか。 その前の二年に比べると、「小遣い稼ぎ」のTV出演はほぼなくなり、知人との呑みも減ったことが目を惹いた。よけいなお世話だが、収入面の心配をしてしまう。 この二年はまさに「堅忍」であったが、この題名は雑誌連載時からあらかじめ決められていたもので、一見無計画に見える著者の日乗について、著者はかなり中長期的な見通しを持っているのかもしれないと思えてきた。ちなみに、今連載している日々は「這進」。
アーチ さん |60代
投稿日:2021/04/15
自分が無職で節約生活を送っている時に読み爆笑しました。こういう出来事はあるかも知れませんが客観的にエンターテイメントとして文章にできるのは著書ならではだと思います
ヂユウ さん |40代
投稿日:2021/04/15
著者の作品には、さほど贅沢していなくても美味しそうな食事の場面が多々あり真似した事もあります。舞台は洋食屋ですが雰囲気が伝わってきます。
ヂユウ さん |40代
投稿日:2021/02/27
トラウマ級の面白い作品。私小説が初めてという人でも非常に読みやすい作品だと思う。話は主人公が女を好きになって同棲して別れるまでの過程なだけなんやけど、彼女の溺愛している人形が最後には・・・
少年H さん
投稿日:2012/08/02
実に面白い私小説だ。 著者はいわゆるバブル世代だが、この本の内容は現代の派遣等非正規労働者の悲哀に通ずるものがある。 芥川賞受賞作にしては、それほど難解ではないので、若い人に読んでもらい私小説の一つである。 現代の労働事情をも反映する社会派小説とも言える。 きっと自分もこの著者と境遇が似てるなと思う若者も多いはず。 ぜひ一読を。
kei さん |40代
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ありがとうございました
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