Product Details
ISBN 10 : 4121022203
Content Description
「雨に降られた」はよくて「散布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ?「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は?認知言語学という新しい学問の、奥深い魅力に目覚めた哲学者が、専門家に難問奇問を突きつける。豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返されるなかで、次第に明らかになる認知言語学の核心。本書は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、“知的探検”の生きた記録である。
目次 : 第1回 「彼女に泣かれた」―認知言語学の誕生/ 第2回 「太郎が花子に話しかけてきた」―文法は意味と切り離せるか/ 第3回 典型的な鳥と変な鳥がいる―プロトタイプと百科事典的意味論/ 第4回 「死なれた」のか「死なせた」のか―使役構文の家族的類似性/ 第5回 「村上春樹を読んでいる」―メトニミーをどう捉えるか/ 第6回 「夜の底が白くなった」―メタファー、そして新しい言語観へ
【著者紹介】
西村義樹 : 1960(昭和35)年、山口県に生まれる。87年東京大学大学院修士課程修了。同大学教養学部助教授を経て、2007年同大学人文社会系研究科准教授。現在、同研究科教授。専攻は認知言語学
野矢茂樹 : 1954(昭和29)年、東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。現在、同大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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(haro-n)
読了日:2019/05/23
活字の旅遊人
読了日:2022/03/26
megumiahuru
読了日:2014/04/07
Koning
読了日:2013/09/03
白義
読了日:2015/09/23
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