猫物語 白 講談社BOX

西尾維新

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062837583
ISBN 10 : 4062837587
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 VOFAN
追加情報
:
19cm,291p

内容詳細

猫パーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新

“何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。”
君がため、産み落とされたバケモノだ。
完全無欠の委員長、羽川翼は2学期の初日、1頭の虎に睨まれた――。それは空しい独白で、届く宛のない告白……<物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する!
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!

【著者紹介】
西尾維新 : 1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)に始まる「戯言シリーズ」を、2005年に完結(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とら さん

    〈物語〉シリーズ・セカンドシーズン始動…と言ってももう既にファイナルシーズンは始まっているしアニメも三度始まったので何とも言えない。まあ目標としてはとりあえずアニメ終わるまでに恋物語まで読むって所かなあ。で、猫物語(白)である。てっきり(黒)と対の話になっていると思ったら全然違うし、あとがきにも書いてあった通りまず語り部が違うのだ。だから余計に阿良々木君がヒーローに見えた。物凄かった。阿良々木君蕩れ。これで羽川さんがただの人間だったということが分かったけれど、人間と化した後の話が読みたいよね、やっぱり。

  • そのぼん さん

    重い・・・、予想以上に痛みを伴う作品でした。家族との間の溝を埋められない少女が主人公でした。『虎』に出会ったことで彼女の心の奥底に眠るものと対峙することとなりました。彼女に一筋の光が射すことを祈りつつ、本を閉じました。

  • くろり - しろくろりちよ さん

    <物語>シリーズ四作目(黒)。収録は「つばさタイガー」。羽川翼の物語。時系列は【傷・春休み】→【猫黒・ゴールデンウィーク】→【化・文化祭前】→【猫白・夏休後半〜新学期】。※ネタバレ注意※今回はバサ姉語り。阿良々木くん語りよりサクサク物語が進みます。会話は乏しいけれどそれだけが売りじゃない!苛虎という白い虎の怪異。猫も。虎も。羽川翼が自分で創り出した他人格たる怪異。「帰って来て」「私はあなた達を愛し、私を愛します」この重みはどれだけか。ヶ原さんのよさもここに来てよーやく納得。皆、ありのままで素敵なんだね。

  • ぺぱごじら さん

    他人視点で阿良々木にまで「完璧で…気持ち悪い」とまで言われた彼女の謎が、彼女によって「完璧に気持ち悪く」解き明かされ、解き放たれていきます。今後完璧でなくなるのであろう彼女は、きっと以前より一層彼の心を揺らすのでしょうけど、完璧ならざる彼女がそれに気付くことはなさそうですかね。「偽物語」以後、手なり風で荒れた文体と崩壊しがちな設定がウリとは言え、最近ちょっとやり過ぎ感のあった「おまけ化物語」シリーズですが、「新シリーズ」を肚決めしたのか、久々に本領を見た、という感じ。さすが西尾維新。

  • 645 さん

    語り手が羽川翼に移った事で物語はより精神的な部分に集約されいたと感じる。独白的な彼女の言葉の節々から感じられる違和感。話が進む程彼女は嫉妬や恐怖等の感情を無視していた事、それが出来てしまう人間だった事を自覚していく。それは可哀想にも見えた。しかし、彼女は苛虎を享受し、家庭問題を乗り越えた。望んでいた黒でも白でもない灰色な大人の女への道を歩み出したと思えるラストが心地良かったな。今回の話に際してのブラック羽川のキャラの良さは異常(笑)怪異視点から主への思いが描かれたのは忍と暦の関係性にも通じる、面白かった。

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西尾維新

1981年生まれ。2002年に『クビキリサイクル』で第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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