いのちの鼓動

「アンビエント・ポップ・サウンド」をコンセプトにウォールオブサウンドのアプローチで作り上げた「音のベール」

「癒し」を軸に「今に在ること」をから発せられる「安心感」「郷愁感」「恋愛」「無償の愛」等多岐にわたる詞。そこに素朴で懐かしく優しいメロディが与えられ、それらを優しく豊かに歌い上げる。その合間を縫う様に、音の束が幻想的に交錯する。代表作「HARU-KAZE」、東日本大震災被災を乗り越え一気に作り上げた「星の瞳」含む、妥協無き全11曲に悲壮感は無く「今」に全てを詰め込んだ渾身の一作。

[プロフィール]
西塔卓実（さいとうたくみ）　シンガーソングライター。
生年月日1974年11月23日。茨城県生まれ。父の聴いていたビートルズの影響で16歳より本格的に作曲活動を開始。
'91年　徳間書店と福武書店の合同で開催された「MSX400万台突破記念プログラムコンテスト」の音楽部門でグランプリを獲得。
'93年　から本格的に音楽を学ぶために上京。作曲、編曲、ボーカルの個人レッスンを経て基礎を学ぶ。
'95年　以降は「魔法株式会社」の下請けを始め、ゲーム音楽にも携わり始める。
'99年　自身の楽曲を集めた初のアルバム「新しい道」を自主制作でリリース。
'02年　現ブラジル音楽シンガーの片山叔美とユニットを結成、韓国シンガーへの提供曲も共作。その後、ボーカルアレンジを更に追及し、'05年にボーカルを多重に録音した数曲を作成。
'08年　活動再開。ゴスペルユニット、「アムール・ライト」を結成、教会にて指導。ユニットのオリジナル楽曲を数曲完成させる。
'10年　iiasつくば「開閉館テーマ曲募集オーディション」で自身の楽曲「恋のカタチ」が優秀賞受賞。閉館テーマ曲として採用。この頃から地元の福祉、及び教会にて演奏活動を開始。各所でクリスマスのイベントで演奏。自身のインスト曲を収録した「FANTASY PEACES」発表。
'11年　自身2作目となるアルバム（後の「いのちの鼓動」）を作成するためレコーディングを開始する。この時完成した「HARU-KAZE」「歩き始めよう」「帰り道」を元に、地元福祉の応援、慰問活動も本格的に開始。
しかしその後3月11日、震災に被災し家が火災で焼失（その火災で妹を亡くす）。この時機材や楽曲データを喪失し、アルバム「いのちの鼓動」のレコーディング及び、慰問活動の中断を余儀なくされる。その後多くの厚意に運も重なり奇跡的に復帰。8月より新天地にて防音スタジオを得て、作曲/編曲とレコーディングを再開。
'12年　福祉の応援、震災復興他、数多くのアーティストと「お金を掛けないコラボ」などをコンセプトとしたレーベル、i2PROJECTを発足。第一弾として「HARU-KAZE」のPVを作成。そのPVが4月、インターネットの動画サイト「ニコニコ動画」で好評を得る。レコーディングが進み、新曲「星の瞳」、「COCKTAIL LOVE」、復興時に関わった吾妻建築店のテーマソング、「いつ何時までも」を含めた全11曲が完成。アルバム「いのちの鼓動」はウォール・オブ・サウンドを強く意識した楽曲が揃った。