ネットとリアルのあいだ 生きるための情報学 ちくまプリマー新書

西垣通

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480688255
ISBN 10 : 4480688250
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,166p

内容詳細

デジタルな情報が飛び交う便利な情報社会であるにも関わらず、精神的に疲れ、ウツな気分になるのはなぜか。悲鳴をあげているのは、リアルな“生命”。人間の身体と心をやさしく包んでくれるITの未来を考える。

【著者紹介】
西垣通 : 1948年東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業、日立製作所に入社。コンピュータ・ソフトの研究開発に携わる。その間、スタンフォード大学で客員研究員。その後、明治大学などを経て、東京大学大学院情報学環教授。工学博士。著書に『デジタル・ナルシス』(岩波書店、第13回サントリー学芸賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 大先生 さん

    息苦しい情報社会になっている原因は?その解決策は?についての考察が纏められた本です。哲学的な内容が多く、やや難しい内容を含んでいますが、ポイントは「身体感覚と右脳」。どれだけ社会が進歩しITが便利になろうとも、我々が身体を持った動物ということに変わりありません。このままだと脳味噌さえネットに繋がっていればいいという未来が来そうですよね(汗)そんな未来はディストピアとしか思えませんね。

  • 大先生 さん

    私が求めていたのは、こういう本です。「生物と無生物のあいだ」からパクったような書名ですが、素晴らしい内容でした。メインテーマはこれからの情報社会の在り方ですが、「意識」や「心」も重要なテーマとなっています。中でも面白いのが、ジュリアン・ジェインズという米国の心理学者の仮説。自我意識が発生したのはBC1000年頃で、それまでは神々の声という右脳からの幻聴に従って行動していたのではないか?根拠は、ホメロスのイリアスに登場人物の喜怒哀楽や主観的言葉が出てこないから…。信じ難いように思えますが、あり得なくもない?

  • カイエ さん

    思ってたのと違ったけれど(仮想現実をどう生きるかみたいな話かと思ってた)面白かった…のかな。面白いと難しいのあいだ。現代は左脳偏重で、でも人間は本来右脳のほうが重要で、人間を数値化したり機械と同じように扱うのは無理があり、身体感覚が大事なのである…ってこと? ごめんなさい、ちゃんと理解していません。腑に落ちないというか、どうしても脳中心で考えちゃうのだよな。要再読。

  • keint さん

    学生時代に読んだ。中高生向けということもあり、著者の考え方が平易に示されていた印象がある。

  • 霧凛 さん

    あたかも機械のように扱われる人間に、身体性の大切さを訴えかける本。…でよいのかしら?専門性が高い、もしくは概念的な話が多く理解できているのかは謎だけれども、人とAIなんていうホットな話題を考えるときに思い出したい本。

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人物・団体紹介

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西垣通

1948年生まれ。工学博士。東京大学名誉教授。日立製作所主任研究員、明治大学教授、東京大学大学院教授、東京経済大学教授を歴任。専攻は情報学、メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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