松平定信 政治改革に挑んだ老中

藤田覚(日本史)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121011428
ISBN 10 : 4121011422
フォーマット
出版社
発行年月
1993年07月
日本
追加情報
:
232p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 皆様の「暮らし」を応援サポート さん

    定信には欲望がない、あるいは、そのクソ真面目さは他人に押しつけるサディズムと自分を律するマゾヒズムの側面を併せ持つ、とされてきた。そして実際不気味なまでにクソ真面目なのであり、本書はそういったクソ真面目が歩んだ道を辿りながら、しかし評伝的なパーソナリティには踏み込まない。そのクソ真面目さが世紀末の日本に何をなし得(てしまっ)たか、何をなし得なかったかを見ていくと、実は「内面」なんかよりどす黒いフェティッシュな欲望が見えてくる気がする──それを喚起したのは天明の打ちこわしである。革命は勝利し続けている。

  • オルレアンの聖たぬき さん

    大河ドラマ『べらぼう』に早速出てきた『田沼病』を一掃する為の改革に挑んだ老中。でも総じて一掃したかったのは田沼意次本人とその空気感だろうと。前任の政策を全て否定しているのではなかったから。しかし、単純に真面目な朴念仁というイメージはがらりと変わる本。

  • 我門隆星 さん

    「老中」としての松平定信に限定。今度は、もっと多面的な定信像を活写した書籍を読みたい、とも思う。

  • Pyonkichi さん

    松平定信の評伝ではなく、老中在任中の事蹟を論じた本。定信の視点から見た寛政改革論として読んだ方が良い。定信の老中就任は幕政の慣行からみて異例であり、それを支えたのは一橋治済と御三家であったが、決定的だったのは江戸市中での打ちこわし発生により、田沼派が信望を失ったことであり、その点が「封建的社会政策」ともいわれる定信の内政方針を規定したとする。

  • 寝子 さん

    やはり改革は人事から。

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