ベルクソン 反時代的哲学

藤田尚志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326103003
ISBN 10 : 4326103000
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
632p;22

内容詳細

立ち止まっている人にだけ見える景色がある。概念とイメージの緊張関係を精緻に読み解き、ベルクソンを反時代的哲学として読み返す。概念の解像度を上げるだけが哲学の仕事ではない。ベルクソンは、イメージとの往還と緊張関係を強調してやまない。本書は最新の研究成果を踏まえつつ、『試論』や『物質と記憶』など主要著作の鍵概念である「持続」や「純粋記憶」を深く理解するには、「リズム」や「場所」のイメージの精確な把握が欠かせないと説く。

目次 : 序論 言葉の暴力/ 第1部 測りえぬものを測る―『意識に直接与えられたものについての試論』における持続のリズム計測(rythmesure)(計測のリズムを刻む―『試論』第一章の読解/ リズム数論(arythmologie)―『試論』第二章の読解 ほか)/ 第2部 場所なきものに場所を与える―『物質と記憶』における記憶の場所学(khorologie)(『アリストテレスの場所論』に場所を与える/ 知覚の位置―『物質と記憶』第一章・第四章の読解 ほか)/ 第3部 方向づけえぬものを方向づける―『創造的進化』における生の弾みの諸方向=器官学(organologie)(ベルクソンと目的論の問題―『創造的進化』第一章の読解/ 「生物の丹精=産業(industrie)」について、あるいはベルクソン的器官学―『創造的進化』第二章の読解 ほか)/ 第4部 呼びかけえぬものに呼びかける―『道徳と宗教の二源泉』における響存(´echo‐sistence)(声の射程―呼びかけと人格性/ 火の領分―情動と共同体 ほか)/ 結論 明日の前に

【著者紹介】
藤田尚志 : 1973年生まれ。九州産業大学教授。Ph.D(哲学)。専門は哲学、フランス近現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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