探偵・竹花 失踪調査 ハルキ文庫

藤田宜永

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758436397
ISBN 10 : 4758436398
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
271p 15cm(A6)

内容詳細

人は誰でも心に重荷を背負っている―早川と名乗る台湾人の初老夫妻が、恵比寿にある竹花の事務所にやってきた。小学校時代の恩師・山浦を探してほしいという。早速居所を突きとめ、山浦を訪ねた竹花が目にしたのは、パキスタン人男性の死体だった…(「苦い雨」より)。他に「凍った魚」「レニー・ブルースのように」の全三篇を収録。煙草とコーヒーと女とジャズを愛する竹花が颯爽と活躍する、私立探偵小説の王道。

【著者紹介】
藤田宜永 : 1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退後、渡仏し、エール・フランスに勤務。帰国後執筆活動を開始し、86年に『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おしゃべりメガネ さん

    いいなぁ〜、こういうまっさらな純然たる正統派ハードボイルド作品は。とにかく回りくどいことが一切なく、事件や人物も非常にシンプルで、ひたすらそのゾクゾクする世界観に浸るコトができました。多くのハードボイルド作品に共通するように、本作の主人公「竹花」もしがない探偵ながら、人脈とぶれないストレートな性格を生かし、まっすぐに事件に挑みます。特に無敵に強いワケではないのが、これまた馴染みやすく、適度に人間味にあふれているので、ちょっとした親近感がわいてきます。続編が次々と刊行されているのも十分納得できる作品でした。

  • かおる さん

    古い作品なのでさすがに時代を感じる部分もありましたが、どの話も良かったです。

  • のなのな さん

    面白かったです!正にハードボイルド!竹花のブレないところは真似できないし、かっこよすぎます。次回作も楽しみです。

  • sarie さん

    私立探偵の王道短編3話(解説より)3話目のレニーブルースのようにが一番面白かったです。 王道とはどういうものなのか、宮部みゆきさんの解説を先に読んでからの方が私は楽しめました。

  • 詩界 -うたか- さん

    #読了 中編小説3編からなる探偵・竹花の物語です。時代を感じさせつつ今見ても面白い作品になっています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

藤田宜永

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品