部落・差別の歴史 職能・分業、社会的位置、歴史的性格

藤沢靖介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759240610
ISBN 10 : 4759240616
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
421p;20

内容詳細

目次 : 第1章 「賎民」、被差別民をとらえ直す―差別された人々の歴史的あり方(「賎民」の多様なあり方/ 芸能民、民間宗教者とその社会的位置/ 長吏・かわたとその呼称)/ 第2章 長吏・かわたの仕事と役割をめぐって(皮作集団の歴史への登場/ 斃牛馬処理の意味と社会的仕組み―旦那場・勧進場/ 牢番と刑務/ 警備・見回りをどう考えるか/ 草履・雪踏、履物/ 「賎民」の専業と旦那場/ 長吏・かわたと農業・年貢、役負担、村/ 芸能都長吏・かわた、非人などの関係/ 医薬業、竹筬作りなどとの関係の意味/ 補論 ばぜ生業・分業を問うのか)/ 第3章 近世における「賎民」の社会的位置(宗教と被差別部落の関係/ 地域社会と、被差別部落の集団的性格/ 領主支配・政治権力、身分(集団)と身分制度)/ 第4章 部落差別の歴史と性格を考える(部落差別にどのようにアプローチするか/ 「差別」のとらえ方と中世に関する諸説/ 近世、地縁的社会の展開と被差別民/ 近世中後期の動向―「平人」社会との交流と差別/ 近世後末期・近代の胎動と部落差別/ 明治期・近代化と部落問題)

【著者紹介】
藤沢靖介 : 1942年、東京都生まれ。東日本部落解放研究所副理事長。1970年ごろから部落解放運動に参画(部落解放同盟東京都連合会足立支部)。東京部落解放研究会、東日本部落解放研究所、全国部落史研究交流会・全国部落史研究会などに参加し、歴史研究などにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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