武蔵無常

藤沢周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309024561
ISBN 10 : 4309024564
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
204p;20

内容詳細

迷いと悔いに揺らぐ宮本武蔵の、もうひとつの巌流島。芥川賞作家が迫る、殺人剣の真髄!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雪風のねこ@(=´ω`=) さん

    お膝元の播磨なのに伝記を読むのは初めてという不届き者。禅問答に似ているのは、人を殺すことと剣を極めることの矛盾点を突き詰めているからだろう。そんな物語を読んでいると、霊体となってそのさまを眺めているかのような生々しさを感じる。時空を斬ったかのような構成は剣で斬られたかのように錯覚する。武蔵、といえば武骨で粗暴なイメージを持っていたけれど、それこそ藩の計謀の証なのだろう。豪胆なようで小心…繊細。感性が豊かで思慮深いといえる。剣を抜き放った時の、鋼が匂い立つ、という感覚は本当に感じ取っていると思うな。

  • ちょき さん

    形容するのも憚られるがその表現力たるや芸術の域。吉岡又七郎殺しの苦悶、愚独老師との問答を経て小次郎との決闘へと向かう武蔵。虚構と現実の情景の変わり目に翻弄される。井上雅彦氏の「バガボンド」は読んだことがないが、世界観は似ているのではないかと思った。読書力が鍛えられる。

  • ソラ さん

    剣を振るうという事は、誰かを傷つけ殺める事。そこに至るまでに、多くの葛藤や心の鬱屈を経て、結果としての死が待ち構える。この世で一番の強さを求める理由を突き詰めると分からなくなる。目の前の敵を倒す事が強いのか。斬って斬って、斬りまくった果てを目指すなら、世界中の人間を斃す事でしか、その望みは果たされない。そこにあるものは、腐肉と白骨のみがうず高く積もった平原。命を知り、天地を知る。強さなど幻の如きものなり。己の中にある欲と業を虚空から眺めると、そのちっぽけさに気付く。万物と一つになる事で見える物は何だろう

  • aloha0307 さん

    武蔵が佐々木小次郎と決闘するまでの数日間 剣 斬ること それ自体の意味が混濁し分からなくなってゆく...客観的事実には殆どふれず、ただただ内面の葛藤をリアルに描く(ドフトエフスキーを言及したのには驚いた)。終幕は壮絶たる混沌 勝ったのか、負けたのか...

  • tom1969 さん

    「藤沢周」8冊目で、どんどん藤沢ワールドから自分が離されていく感じがする。今回は、武道における己の極限と己は何処に浮遊しているのかを問われたような気がしたが最後まで解らなかった。時間を開けて再読で追い付きたい。新作が出たら必ず購入する作家です。

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人物・団体紹介

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藤沢周

1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。書評紙編集者を経て93年「ゾーンを左に曲がれ」で作家デビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で第119回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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