基本情報
ISBN 10 : 410610833X
内容詳細
日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる―。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。
目次 : 第1講 明治政府が捨て置けなかった大問題/ 第2講 天皇の行く先々に洋館出現/ 第3講 突如現れたスリッパ問題/ 第4講 銀座煉瓦街計画と謎の技術者/ 第5講 国産大理石はどこにある/ 第6講 日本で花開いたコロニアル建築/ 第7講 乱立する奇妙な洋館群/ 第8講 コンドル教授が育てた4人の建築家
【著者紹介】
藤森照信著 : 1946(昭和21)年長野県生まれ。建築家。東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長。著書に『建築探偵の冒険・東京篇』(サントリー学芸賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ホークス さん
読了日:2021/01/18
さきん さん
読了日:2021/12/14
kumako さん
読了日:2020/11/07
ひろみ さん
読了日:2022/04/21
ophiuchi さん
読了日:2019/12/11
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