掘るだけなら掘らんでもいい話 藤森栄一考古学アンソロジー

藤森栄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787723178
ISBN 10 : 4787723170
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;20

内容詳細

戦後、考古学という学問の魅力を多くの若者に強く印象づけ、希望と勇気をあたえた在野の考古学者、藤森栄一。没後50年という節目の年にあたり、藤森の重要論文(縄文農耕論、弥生文化論、古墳の地域的研究、諏訪大社研究)と考古学とは何かを鋭く問うエッセイを一冊に収録。

【著者紹介】
藤森栄一 : 1911‐1973。長野県諏訪郡上諏訪町(現諏訪市)生まれ。旧制諏訪中学校卒業。在学中より諏訪地域のさまざまな遺跡をめぐり、やがて両角守一の教えもあり、発掘調査を行うようになる。その後、森本六爾から大きな影響を受け、考古学研究に邁進する。1942年に応召、中国、南方方面を転戦し、1946年に復員。1948年、諏訪考古学研究所を設立。諏訪湖曽根遺跡や八ヶ岳山麓の井戸尻遺跡、曽利遺跡、藤内遺跡などの発掘調査を進めると共に、長野県考古学会会長を務め、諏訪湖やビーナスラインの自然・遺跡保護運動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • moonanddai さん

    在野の考古学者、藤森栄一のエッセイというか論文アンソロジー。考古学は疎いのですが、表題が面白そうなので読んでみました。読んでみると昭和13年頃、京大教授による寺宝窃盗事件に対して発した(とはいえ当時は未発表)言葉らしい。考古学は蒐集癖から始まったのが事実だが、掘って集めて自分だけのものにしてていいのか!ということ。また「考古学はあくまで、編年学ではなく、遥かかつての世にいなくなった人々の生活や感情を知るための学問であるはず」とも言う。なるほどすごい人であったようです。

  • 海星梨 さん

    半分以上読んだので読了とする。考古学エッセイだと思ったら、90年代の文章だし、Uは全く考古学わからんのでチンプンカンプンなので飛ばしました。貸出期限が迫ってるし。メソポタミアや中国文明は、記録が残っているので、何かが出れば何かはっきりわかるが、日本ではそういうものは何も出ない。何もない考古学で、名もなき人々の声を聞く魅力がある。とか、農耕化は何を作ったのかではなくて、どういう環境になって作るようになったのかが大事だ。とか、面白いエッセンスはたくさんあった。

  • Mentyu さん

    考古学のあり方に苦悩する時、藤森栄一を読むと、肩を並べて座って話し合ってくれているような感覚になる。そういう人にのみ強く響くのかもしれない。

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藤森栄一

1911‐1973。長野県諏訪郡上諏訪町(現諏訪市)生まれ。旧制諏訪中学校卒業。在学中より諏訪地域のさまざまな遺跡をめぐり、やがて両角守一の教えもあり、発掘調査を行うようになる。その後、森本六爾から大きな影響を受け、考古学研究に邁進する。1942年に応召、中国、南方方面を転戦し、1946年に復員。1

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