CPUは何をしているのか シリコンチップに秘められた驚異の世界

藤広哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883992157
ISBN 10 : 4883992152
フォーマット
発行年月
2002年09月
日本
追加情報
:
279p;21

内容詳細

CPUの基本的な動作のしくみから高速化を実現する最新のアーキテクチャまでをわかりやすく解説。

目次 : 第1章 CPUとは何か―コンピュータのしくみと構成/ 第2章 デジタル回路のしくみ―トランジスタと論理回路の基本/ 第3章 CPUの命令―基本的な命令の種類とその動作/ 第4章 プログラムフローとCPUの動作―電卓プログラムが動くしくみ/ 第5章 CPUのアーキテクチャと周辺機能―2つのアーキテクチャとCPUをフォローする機能/ 第6章 CPU高速化のキーワード―さまざまな高速化の手法とそのしくみ/ 第7章 CPUの歴史・前篇―世界初のCPUから32ビット時代まで/ 第8章 CPUの歴史・後篇―x86系の台頭からRISCの登場まで

【著者紹介】
藤広哲也 : 1960年生まれ。電気通信大学卒。カシオ計算機(株)で開発に従事したのち、コンピュータ/ビジネス雑誌編集者、ゲームプランナーなどを経て31歳で独立。業務用AV機器およびアーケード・ゲーム機の開発・販売を行なう。現在は、システムデザイナーとして小型機器からコンピュータシステムまでのコンサルティングを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • baboocon さん

    図書館本。10年前の本だけど、CPUの動作原理は基本的に変わっていないので十分勉強になる。ただ前半のデジタル回路あたりまではギリギリついていけたが、電卓プログラムは難しかった。アーキテクチャについてもまだ理解が不十分。

  • たいそ さん

    2002年。2020年にこの類の本が出されるとすると、もっと分厚くなるか、1つ1つの内容が薄くなってしまうのだろう。2章のデジタル回路はいまさらだがとても勉強になった。MSXとかX68000がチラッと顔を出すのが懐かしい。2002年だとまだ記憶の片隅にあったのだろうが、2020年にこれを例に出してしまうと謎が深まるだけかな。2002年頃はSuperH(SH3)を仕事で使っていたが、後にARM一色に染まるとは思ってなかったし、本書でもそういう傾向は読み取れない。先のことはわからんもんやね。

  • とみぃ さん

    ★★★☆☆ CPUのアーキテクチャをデジタル回路から段階的に分かりやすく説明した本。著者がカシオ出身者なので、電卓の例が豊富。最終章ではビジコン社4004以降のCPUの歴史について学べる。CPU本が多い割に高速化の手法について平易に説明された本が少ないと思っていたが、本書ではout-of-order実行、パイプライン、スーパースカラ、分岐予測など高速化の手法について非常に分かりやすく説明されておりとても勉強になった。2002年の本なので最新の命令セットなどの情報は自分で別途調べる必要がある。

  • ハンギ さん

    2002年出版。主に組み込み系に関心がある人が読むといいかも。CPUについての本だが、電卓プログラムを作る節もあるように、パソコンのCPUにとどまらず説明している。浮動小数点の計算なども2進法で計算を行う仕組みを紹介しており、言われてみてなるほどと思った。CPUには二つの規格のようなものがあり、CISCとRISCというらしい。前者は主にIntelのX86であり、後者はマックが搭載していた、PowerPC系がそれらしい。後者は省力化が進んでいるが、自由度は狭まっているらしい。一長一短のようだ。

  • 4646camera さん

    SEは、CPUの作りまで知っている必要はないけれど、知ることで、コンピュータの性能問題の勘所が見えてくるのでは。情報処理の資格試験で、ちょっとだけでてくる話だけど、本書で背景やメカニズムを知ることで理解が深まります。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

藤広哲也

1960年生まれ。電気通信大学卒。大手電子機器メーカーにて開発に従事した後、コンピュータ/ビジネス雑誌編集者、ゲームプランナーなどを経て独立。2015年より株式会社フリーダムランド最高技術責任者(CTO)に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

建築・理工 に関連する商品情報

おすすめの商品