メイド・イン京都 朝日文庫

藤岡陽子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022651433
ISBN 10 : 4022651431
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;15

内容詳細

美咲・32歳。婚約を機に京都の地に降り立つが、京都人達から洗礼を受け、婚約者との関係性にも違和感を覚えだす。あるきっかけで、かつて熱中したものづくりに再挑戦することに―。人生の岐路に立つ美咲の運命が変わり始める。第9回京都本大賞受賞作。

【著者紹介】
藤岡陽子 : 1971年京都府生まれ。作家。同志社大学文学部卒業。報知新聞社を経て、タンザニア・タルエスサラーム大学留学。慈恵看護専門学校卒業。2006年「結い言」で第40回北日本文学賞選奨を受賞し、09年『いつまでも白い羽根』でデビュー。21年本作で第9回京都本大賞、23年『リラの花咲くけものみち』で第7回未来屋小説大賞、24年同作で第45回吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • piro さん

    婚約を機に生まれ育った東京を離れ、京都に移り住んだ十川美咲が、様々な困難を経ながら夢を実現するお話。「夢を掴み取った」と言うよりも、大きな奔流に流されて、運良く夢に流れ着いた印象ですが、それも美咲の実直さや誠意が引き寄せたものなのでしょう。美咲の行動にもどかしさを感じながらも、汚れていない美しい心の輝きも確かに感じました。京都の伏魔殿的な難しさ、アパレル業界の厳しさの片鱗を感じられた所も興味深かった。京都の旧家と言うのはこんな感じなのかなぁ。佳太がどこまでも優しいのが嬉しい。

  • よっち さん

    婚約直後に彼の父の急死に直面し、彼の実家・京都に移住して早々に京都人達からの洗礼を浴び、婚約者との関係性にも違和感を覚えだす美咲。そんな彼女がTシャツ作りにのめり込んでいく物語。まだ二人の関係も確立しない中で見知らぬ土地への移住、周囲のフォローもない孤独感はなかなかしんどい状況。作中で語られる京都の今も興味深かったですが、そこから受け身だった彼女が新しい縁を得て、自分らしさを思い出してゆく山あり谷ありの激動の展開で、それでも大切なものを見失わなかったからこそ切り開くことができた結末はなかなか良かったです。

  • Xinxi さん

    とても素敵な女性だと思います。 才能って素晴らしいし、 好きなことを仕事に出来て それで認められたら 最高の人生だと思います。 読んで良かった本ばかりだけど人に薦められる良書という点でも良かった。

  • kt さん

    都合のいい話だなあと思いながら読んでいたが、仲介してくれた会社が不渡りを2回出して倒産したため、入るはずのお金が入ってこない。現実的になったなあと思ったら、モデルとなった人がいた。商売は難しい。京都の独特な言い回しは、わからない。疑問形が命令形って。

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