日本人無宗教説 その歴史から見えるもの 筑摩選書

藤原聖子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480017734
ISBN 10 : 4480017739
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;19

内容詳細

「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な○○が欠けている」という“欠落説”が主だったのが、一九六〇年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは“日本教”のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。

目次 : 第1章 無宗教だと文明化に影響?―幕末〜明治期/ 第2章 無宗教だと国力低下?―大正〜昭和初期/ 第3章 無宗教だと残虐に?―終戦直後〜一九五〇年代/ 第4章 実は無宗教ではない?―一九六〇〜七〇年代/ 第5章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に―一九八〇〜九〇年代/ 第6章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで―二〇〇〇〜二〇二〇年

【著者紹介】
藤原聖子 : 東京大学大学院人文社会系研究科教授。シカゴ大学Ph.D.(宗教学)。専門は比較宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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