紅梅 浄瑠璃長屋春秋記 小学館時代小説文庫

藤原緋沙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094067835
ISBN 10 : 4094067833
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻を探す浪人・青柳新八郎は長屋の木戸を潜った。と、家の前には見習い同心・長谷啓之進の姿が。諸式をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。難しい顔の啓之進によれば、最近岡っ引の仙蔵が顔を見せないという。どうも十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に黒子のある女と関わりがあるらしい。翌日、「宝屋」の店先で、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。元巾着切りの岡っ引に何があったのか―?深い夫婦愛に涙が伝う、時代小説第三弾。

【著者紹介】
藤原緋沙子 : 高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京が主宰した「創翔塾」出身。2013年に、「隅田川御用帳」シリーズで、第二回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    浄瑠璃長屋春秋記3作目 2020.06発行。字の大きさは…中。秋の雨、いのこずち、紅梅の3話。青柳新八郎と妻・志野の夫婦愛の物語です。新八郎は、4年前に突然失踪した志野を探すため、藩を出て浪人として江戸へ出て浄瑠璃長屋に住み相談や事件を解決しながら、妻を信じて探し続けます。🌿🌿テンポがよく、読んでいると次はどうなるか気にかかり、2作目、3作目と読んでいます。それは、新八郎の人柄が良いことと、妻への深い愛情が伝わってくることです。次作で、この物語も終わりです。どのような終わり方になるのか楽しみです🌿

  • あここ さん

    リサイクル本なので突然3巻から。奥さんが失踪して探して浪人。長屋に住んで用心棒して暮らしてるって何となく理解する。長屋の仲間が過去の因縁に巻き込まれる。掏摸の腕を見込まれて脅されるってありがちな話。結局殺されてびっくり。未亡人さんの旦那の真実と主人公の奥さんに起こったこと。何や知らんうちに相手はえらいことになってたらしい。はぁ?どうゆうこっちゃ。前日まで普通に暮らしてたのに。突然取り残される。行ってらっしゃい、ただいま、お帰りってだけで幸せなんやな。生活一変、奈落の底や…怖い。奥さんどこに居るんやろうな…

  • 千日紅 さん

    ★4 内容(「BOOK」データベースより) 『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻を探す浪人・青柳新八郎は長屋の木戸を潜った。と、家の前には見習い同心・長谷啓之進の姿が。諸式をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。難しい顔の啓之進によれば、最近岡っ引の仙蔵が顔を見せないという。どうも十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に黒子のある女と関わりがあるらしい。翌日、「宝屋」の店先で、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。

  • まる さん

    口入れ屋の仕事にまつわる話しはどうでもよいので、早く志野にたどり着いて欲しいのに、手掛かりを辿って行くと、更にその先へと急に手掛かりが消えかけるのが苛立たしい。昔のメロドラマのすれちがいのようだ。それにしても江戸は複雑な行きがかりを抱えた人々が集まる場所だったようだ。江戸に暮らす浪人は時代小説にはなくてはならない立場のようだ。

  • だいゆー さん

    (^^

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人物・団体紹介

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藤原緋沙子

1947年高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京が主宰する「創翔塾」で小説を学ぶ。脚本家を経て2002年『雁の宿』で小説家デビュー。2013年「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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