世界の名探偵50人 続 推理と知能のトリック・パズル

藤原宰太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584304082
ISBN 10 : 4584304084
フォーマット
出版社
発行年月
1994年01月
日本
追加情報
:
319p;15

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読書メーターレビュー

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  • 円盤人 さん

    おなじみ藤原宰太郎による名探偵紹介第2弾。1994年刊。日本の枠を15人に広げたが、多士済々で絞るのに困った、と前書きにあるように、法月綸太郎から迷犬ルパン(!)までバラエティに富んだ、悪く言えばとっ散らかった選出をしている。特に海外では「消えた」探偵も前著以上に多く、そのへんを掘るのが好きなマニアにはたまらないだろう(ネストール・ビュルマなんて初めて聞いた)。今回は原作に準拠したクイズが多いようで、ネタバレには要注意。前作から数えて100人目に自前の名探偵・久我京介が載っているのはご愛嬌、と言うべきか。

  • Prussian_Blue さん

    ネタバレ忌避派には一切お薦めしないが、古今東西の名探偵をざっと知るには良い(選出に偏りがある気もするけど)。著者がミステリを広く読んでおり、それも一人の探偵につき一冊読みました〜てなものでなく紹介されてる探偵についてはシリーズ全ての知識があるらしく、人物紹介はよくまとまっている。ただ、ゲイの探偵について「ホモ探偵」が登場するとは元祖ハードボイルド探偵が知ったら「墓の下で(中略)歯ぎしり」することだろう、とか「女だてらに」とか、シスヘテ男の度し難い無神経さ全開なのでフェミスイッチ切って読んだ方がいいですwC

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藤原宰太郎

1932年3月6日、広島県尾道生まれ。本名は宰(おさむ)。早稲田大学露文科卒業後、病気療養のため帰郷し、国内外の推理小説を渉猟しながら『探偵倶楽部』や『宝石』などの雑誌へ短編を発表する。86年には初の書下ろし長編『密室の死重奏(カルテット)』を刊行。一時的な休筆期間を経て、寡作ながら別名義で創作活動

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